香港国際警察 NEW POLICE STORY [DVD]
アクションもさる事ながら、人物の細かな設定が良かったです。
部下達が残虐に殺され、打ちひしがれドン底にいるチャンを救い出そうとする巡査1667=シウホン。
彼がチャンを救おうとした理由が最後に解りますが、とても良かったです。シウホンに恋したササも、良い味を出してますね。
犯人グループのリーダー・ジョーが最後の最後で父親の前で、息子の顔に戻った瞬間が印象的でした。
何よりも、チャンがホーイーにプロポーズする瞬間に泣きました。女だから共感したのかも...プロジェクトAで、元上官に旗を持って現れたシーンを思い出しました。
子供の頃は痛快なアクションと、ジャッキーならではの豪快なアクションに夢中になっていました。今もそうですけど。
「どんなに素晴らしいアクションも、人物を表現出来なければ意味の無いもの。アクションは、あくまで付随するものでしかない」と言った、リー・リンチェイの言葉の意味がよく解ります。
単なるスリル・アクション物ではなく、細かく設定し演じているからこそ、この作品のアクション全てが生きているのだな、と思います。
グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略 (Harvard Business School Press)
企業側からのメッセージが陳腐化する時代において、「グランズウェル(人々のクチコミによる大きな力)」を理解してマーケティングを行う場合とそうでない場合には大きな差異が出ると考えられる。
しかし、実際に「その差異はなぜ起こるのか」「なぜ収益化が難しいのか」
現時点で明確にはじき出すことは簡単ではない。
本書はそういったコミュニティあるいはクチコミの戦略的アプローチとROI(投資対効果)を詳細に分析し、汎用化することを試みている。
戦略的アプローチとしてのPOST(People,Objective,Strategy,Technology)はとても興味深く、特に「人々」の分析に関する項は国別の傾向も掲載されており参考になる。
また、具体的な活用の方向性についても単純な販売支援だけではなく、ブランディングから社内意識改善の手法まで幅広く触れられている。
ECサイト運営者のみならず、企業のWEB担当者など、WEBマーケットに関わる方にとって必携の書籍ではないだろうか。
香港国際警察 NEW POLICE STORY コレクターズ・エディション (初回限定生産) [DVD]
最高に良かった。ポリスストーリーは香港の代表作と言っても過言ではない!新旧がうまく絡み合って展開していくところはjackieに脱帽だ。50歳を迎えたと思えないアクションにワクワク(^_^.)、胸に「ジ~ン」とくる頬をつたう涙(>_<)、こんなに熱くなったのは久々です。ハリウッド作品では味わえないこの感動、みんなに是非観ていただきたいです。
フェイスブック時代のオープン企業戦略
ソーシャルメディアを扱うとき、プロモーション活動の一部に縮小して扱う本と、過去のビジネス戦略思考を全面否定してソーシャルメディアだけでビジネス戦略全体を組み立てられるごときを主張する本の二極分化です。実務上はこのどちらも有効さを証明できているとは言いがたいのが現状です。この本は今までの企業活動(主に大企業向け)の戦略に組み込むための冷静な視点があるのが優れた点です。特に、第二部「オープン戦略を立てる」の内容が評価でき、ソーシャルメディア関連、マーケティング関連の実務者であれば購入する価値ありと判断します。
ただ、細部にずさんさがあります。それほど目くじら立てるほどでもないですが、例えば第三部「「オープン・リーダーシップ」P227-229にかけてのオープン・リーダーの適性評価テストですが、これって、中心点は2.0ではなく2.5が正しいという、あまりにも初歩的なミスがあったりします。ちょっと信頼性を失いますね。ありがちだけど・・・(苦笑)