フェイク
「箒星」で見せた「最強のポップ」、「しるし」で見せた「至上のラブソング」
そして今作「フェイク」ではミスチルのひとつの側面「ねじれロック」を披露してくれています。
ミスチルの特徴でもある“ブルースぽさ”のある、ガムのようにねじれながら伸びるメロディーラインが麻薬のように耳を刺激します。
サウンドは、洗練されていながらもどこか生臭さが漂っていて、加工されたボーカルとともに歌詞世界を表現しているように感じます。
メロディー・サウンド展開としては「モンスター」(アルバム「アイラブユー」収録)に若干似ていますが、
完成度は雲泥の差。音楽のウネリみたいなものがまったく違います。
歌詞は・・・自分で判断してください。桜井さんらしいというか、なんというか、生々しいですね。(笑)
「箒星」「しるし」「フェイク」と並べてみると、なんとなく“役者はそろったな”という気がしてなりません。
どろろ
原作の漫画の方は読んだことが無かったのですが、とても楽しめました。
最近のストーリーに有り勝ちなお涙頂戴物ではなく、成長物語っぽくてさすが「手塚先生」です。
まず声優陣が最高です。上手い人たちばかりで、かなりよかったです。
魔神と戦って部位を取り戻してステータスアップしたり、機能がついたりするシステムも独特でよかったです。振動が無くて、はじめの頃はコントローラーが壊れたのかと思いましたがw
難易度もそこそこよかったかな。若干難しいかなぁと思いましたが(ラスボスはかなり難しかったですが)、これくらいがちょうど良いような。
どろろは可愛いし、百鬼丸はカッコ良いし(髪の毛がすごいけど)、大塚明夫さんの声が聞けたし、とてもよかった!
悪い所はカメラワークかな。固定カメラはやめて欲しかったです。視界が狭くなる・・・
ジャンプもシビア。ジャンプして飛び移ったりする操作がかなり苦手なので、ラスボスよりもジャンプの方にかなりてこずりました。。。w
あとどろろの宝探しが難しすぎで、クリアできないです^^;
100点満点ではないですが、十分に楽しめた作品でした。
ケロロ軍曹 両面メタル根付 ドロロ
思ったより軽く扱いやすいです。
見た目は良く、長さも適当で携帯電話にはばっちしだと思いますよ。
ちなみに私はギロロを迷わず選びました。
現在も携帯電話に付いてます。
どろろ 完全攻略ガイド (講談社ゲームBOOKS)
この攻略本がないと、中々時間がかかるのも確かです。
が、もう一言書いて欲しい~~~~解説が足りないことも多く、
とにかく調整しても視界がみずらいゲームなので根気良く
取り組まないと全然先に進めずしんどいので
無いよりはあった方が良い一冊。
どうぜ、購入するなら、もう少しきちんとヒントを教えて
ほしかった・・・・
早急に出版するために雑な解説になったのか?売れないだろうと
手を抜いたのか????
と、思わせる一冊!
それでも無いとゲーム慣れしていない人間には辛い1冊~でした。
ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 3 (映画秘宝COLLECTION 37)
えーッと、『映画欠席裁判』シリーズは今回初めての新参者です。ウェインさんの本は何冊か拝読してて、尊敬してます(ガースさんの本は評判になった『興行師たちの映画史』を積ン読しました)。このシリーズにも前から興味があったんですが、本屋に行くたびに書棚の前をウロウロし、引っ張り出してはまた戻す、を繰り返してました。ナンかただのバカ話じゃないか、値段に見合う内容あるのか、という疑念が拭えなかったんですね。プチブルのセコさとお笑いください。
えーッと、それで今回とうとう読ませていただいたんですが、ナンだよ、いきなり最終巻かよ! …ま、それは措いて、しかし予想を遥かに超えるバカ話でしたね。これを読んでも、金儲けの足しにはなりません。
しかし、ここまでバカ話に徹するって、スゴイですよね。だって、地雷原を走り抜けるのと同じでハンパに意味深な話題は全部スルーするワケですから、これはものすごく鼻が利かなきゃ出来ない芸当ですからね。あと、ジョークがキツい(笑)。
ところで、ガースさん、Yoshi原作の映画『Dear Friends ディアフレンズ』は、いかがでしたか? 私はあれ、結構いい映画だと思ったんですが…