怪談 [DVD]
小林正樹監督の「切腹」という傑作を観て、映像と語りのうまさに酔わされたために、やや高額と思えたこの映画のDVDを思い切って購入。同じ監督だから同じような満足感を得られる作品だろうと早合点した自分が浅はかでしたが、「切腹」のような、映像と語りのバランスが奇跡的にとれた作品ではなく、やや映像と音響に偏った(あるいは重きをおかれた)映画であることに軽い不満を感じてしまいました。娯楽と芸術のバランスのとれた作品に最も感銘を受ける自分のような人間には、若干ですが不満の残る映画と思いました。(特に三話目でだれてしまいました)ただ四話目の「茶椀の中」は、映像、語り、そして音響がうまく絡み合った傑作だと思います。特に映画の研究などするわけではなく、ただの一若輩映画ファンとしての感想です。
昭和の名人~古典落語名演集 八代目林家正蔵 二
むしょうに「一眼国」が聴きたくなって購入した。
これは怪談というよりはむしろ奇談だろう。
後半の、野原に人がわらわらと出てくるところが好きだ。正蔵の淡々とした語り口から、秋の野原の、ぞっとするような寂しさが想像される。
ほかに現代ではあまり聴くことのできない「やんま久次」も収録。
別におもしろおかしい話ではないが、チンピラに堕落した若様のふるまいがせつない。
ノルドグレン:小泉八雲の怪談によるバラード
館野泉さんはノルドグレンの理解者であり、ベストアーティストです。
ラフカディオ・ハーン(日本名:小泉八雲)の怪談を、
ピアノ曲にした、マニアックですがなかなか不気味な名曲です。
電気回路がわかる本 (なるほどナットク!)
なるほどナットクシリーズは、専門書を読む前に読むとよい本にあげることができる。
また、アンテナの勉強をしようと思ったら、
電気回路、電子回路、電波という順に読んで、最後にアンテナを読むと、体系的に理解できる。
工業高校、工業大学の電気科へ行くかどうか迷っている人も読んでほしい。
また、電化製品の販売店、電気製品の製造会社に入った、電気科以外の出身者の人も、
最初に読むとよいだろう。