THX-1138 ディレクターズカット [Blu-ray]
ディレクターズカット版には、ルーカスお得意の追加シーンや修正カットが随所に施されていて、スターウォーズを彷彿とさせます。
しかし、作品的には地味で刺激が少なく難解なため、普通の作品を求めている方には厳しいかもしれません。
逆にルーカスのファンであれば、音声解説などで彼の別の面を知ることができ、非常に興味深く観られます。
いずれ彼の新作でも、こんな小規模な作品が公開されるかもしれません。
但し、BD版の購入には注意が必要です。私のプレイヤー(東芝SD-BD1K)では全く再生ができませんでした。
「アバター」でも再生できたのに、まさか「THX1138」で駄目とはびっくり!
保証期間中だったので、販売店へBDソフトを持参し、動作確認をした上で別のプレイヤー(パイオニアBDP-430)と交換してもらい、
やっと観ることができました。その時、店頭で再生できない機種がもう1台ありました(機種名はわかりません)。
まあ、この作品の購入は、いろんな意味で賭けですね。
THX-1138 ディレクターズカット 特別版 〈2枚組〉 [DVD]
ルーカスが1968年頃の学生時代に作って、後に日本ではスターウォーズの添え物として一部で公開された8ミリで撮ったチープな自主映画「THX1138」(邦題「電子的迷宮」。上映時間20分。40分というのは何かの勘違いでしょう)と、この映画は全然、別物の作品です。この映画はその自主上作品を見たフランシス・コッポラがその才能に目を付け、自身が製作担当となりたっぷり予算を掛け、劇場用35ミリ映画として(主演は「ゴッドファーザー」のロバート・デュバル)1971年にリメークした上映時間約90分の大作です。日本ではこの映画の一般商業上映は行われておりませんのでお間違いにならぬよう。