イングヴェイ・マルムスティーン: ライブ・アット・ブドウカン [DVD]
ご存知インギーの日本公演の映像。
内容的にはブラジル公演のものより上です。
プレイ:突っ込みまくりの手癖炸裂しまくりの王者らしいプレイが堪能できます。やっぱし圧巻はTrilogyで決まりです。
映像:キレイな映像です。がっかりすることはないでしょう。
一言:やっぱ手でかっ!(ていうか分厚っ!)私が好きなVAIもPETRUCCIも手でかいですが(ていうか凄腕はみんな手でかいな。そういう楽器なんだね。努力と根性で日本人が追いつけるもんではない。)総評:映像・音・選曲トータルで値段ほどの満足は得られます。
イングヴェイ・マルムスティーン「イングヴェイ奏法:究極編」 [VHS]
本作品は、いわゆる教則ビデオとは違って「ギターパフォーマンス解説ビデオ」と銘打った作品。
当然、付属のブックレットにはこのビデオの為の書き下ろし曲であるArpeggios from hell(これがムズイ!)以外のスコアは掲載されておらず
他には主な基本フレーズのタブ譜が15ページ程載ってるのみです。
改めてイングヴェイが一人、弾き続けているのをずっと見ていると凄すぎて感嘆の溜息が出てきます。
そしてラストにはあの金字塔ナンバーがッ!!
ライブ同様、アドリブ連発ですが(笑)6分近くあるこんな難解な曲をスルーで弾ききってしまう彼はやっぱり凄い!
あと、今から買おうと思ってる方にはマルチアングル(2曲だけだけど)のきくDVDの方をお奨めします。
コンチェルト・ライブ・イン・ジャパン・ウィズ・新日本フィルハーモニー交響楽団 [DVD]
これ以前のイングヴェイの作品は
「同じフレーズ、同じ展開」と揶揄されることが多くパッとしないマンネリなアルバムも確かにあった。
しかし本作はかなり気合の入った作品であり
今までのインギーとは違う。
1音1音がまぶしいのだ。
DVDなりCDを買うだけの価値がある作品言ってもよいと思うので
是非買って確認していただきたい。
個人的にはFar Beyond The Sunのときにギター回しやっちゃって
コードにからまってしまうインギーを見てウケてしまう
観客が出てくるシーンが好きなんだが。
たぶんこれインギーの最高傑作だよ。
Odyssey
このアルバムがリリースされた当時、評価はかなり賛否分かれていたように記憶しています。私もどちらかといえば否のほうでした。もともと彼の繊細で美しいギターサウンドとソロプレイにおける華麗なフレージングに魅了されていたので、歪み過ぎた汚いギターサウンドとスケール練習色が色濃くなり始めたソロプレイに馴染めなかったのです。
しかし時間をおいて聴いてみるとこれがなかなか良いと思えるようになってきました。この時期の彼のギターについてはやはり今でも好きになれませんが、アルバムとしてトータルすると非常に良くできていると思います。
ギタープレイが荒くなったとはいえ、イングヴェイのメロディのセンスはまだまだ冴え渡っており、ジョーの持つフォリナーなどに通じるキャッチーでポップな感覚とうまく融合されて極上の作品に仕上がっていると思います。
どの曲もメロディが非常に美しく印象的で、思わず口ずさんでしまうほどです。
重ね重ね残念なのはイングヴェイが交通事故からの復帰直後ということでギタープレイ、サウンド、フレージングともにまるで別人のように荒くなってしまっているところです。当時はインギーフリークのアマチュアギタリストが弾いているのかと思ったくらいでした。
今でもこのアルバムを聴くたびに、「トリロジーくらいまでの美しく華麗なギターでこのアルバムが作られていたらな・・・」と感じてしまいます。
トライアル・バイ・ファイアー:ライヴ・イン・レニングラード [DVD]
Yngwieのライブパフォーマンスを存分に楽しめます。
このころのYngwieのプレイが好きです。(ルックスも)このころのYngwieは闘争心というか野心とでもいうか、俺の存在を見ろと言わんばかりのこれでもかのプレイの連続で緊張感があります。TRILOGY SUITE〜、FAR BEYOUND THE SUNなども原曲に近い最高のプレイが楽しめます。CD化されてるものと、曲によって若干プレイが異なっています。また3曲がCD落ちしていますが、この3曲が最高にかっこいい出来です。映像もYngwie中心のカメラワークでストレスなく一気に見れます。ビデオでももっていましたが、dvdで見直すと結構ストラトをこまめにチェンジしてたのと、ビデオの時ってMCの字幕なんてあったかなと・・
あとペレストロイカまっただ中の、旧ソビエトでの最初の西側ロックバンドのコンサート。Yngwieが客席に投げたピックを奪い取ろうともせずにみんなに回して見ている光景が、自分のものという観念がない旧社会主義の一面を見せています。
ビデオにはなかったプロモなども楽しめます。BEDROOM EYE の怪しいプロモが日本を舞台にしているのを初めて見ました。
この内容でこの価格は買いです。