PENTAX Papilio 6.5×21 双眼鏡
最短合焦距離0.5mから使える双眼鏡は2010年5月現在、Papilioのみです。博物館の展示、寺院の仏像、野原の昆虫や野鳥の観察など適用範囲が広く、最初の双眼鏡として自信を持って薦められます。(グッドデザイン賞受賞)
レビュー者は最短合焦距離約5mの8倍の双眼鏡8x23CF(Nikon)、単眼鏡として使えるテレスコマイクロ8x20D(倍率10〜25倍、Nikon)を所有していますが、前者は近くが観えないこと、後者は10倍でも手ブレでじっくりした観察には向いていないことから、本双眼鏡を入手しました。倍率を欲張らず両手で支える姿勢から自然と手振れの影響は少なくなり、奈良国立博物館の『大遣唐使展』で「国宝 諸尊仏龕」の精緻なつくりを立体視で見て、驚かされることになりました。
なお、ピント連動対物レンズ位置補正機構のためか、月の観察では8x23CFに比較してゴーストの月が強く現れ、星の観察では彗星のように尾が出るコマ収差が認められます。PENTAXが天体観測向きではないとするように、夜空の観察は不得手な分野のようです。
取扱説明書には記載されていませんが、接眼レンズキャップに設けられたストラップ用の取付穴にストラップを通すとキャップをなくすことを防げます。また、三脚アダプターUがオプションでありますが、取付部の直径40mmまでの自由雲台も使えます。使いこなしのヒントが書かれた"Papilio 6.5X21 Maniac"がWebで公開されていますので検索してみてください。
シルバーレインRPG リプレイ 蒼き破鏡の使者 (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
以前雑誌掲載された完全初心者向けの入門用リプレイが1話、複数のサプリメントを取り込んだ上級者向けの追加ルール紹介用書き下ろしリプレイが2話掲載されています。
入門用リプレイは監修者の友野氏の作で、シルバーレインRPGの予備知識がほとんど無い完全初心者向けに丁寧に書かれており、ルールブックだけで途方に暮れている人には大変有り難いリプレイだと思います。
一方、書き下ろしはシステムデザイナーの安道氏の作で、既に3冊出ているサプリメントから沢山の追加ルールを取り込んでプレイされています。しかし、盛り沢山な分解説の量は不十分で自分で各追加ルールを遊んでみたことのある人でないと、読んで理解するのは難しいと思います。
特にエレメントシステムがなかなか難物なので、これを遊んでいる人はご自分のプレイと比較するといろいろ参考になることが多いでしょう。
結果的に前三分の一が完全初心者向け、後ろ三分の二がかなりやり込んだ上級者向けという想定購買読者をどこにおいているのかわからない一冊になってしまいました。どちらかに該当する方なら有用な一冊と思います。
追加使役ゴースト:ケルベロスのデータも付属しています。
カービィのエアライド(輸入版:韓国)
韓国版のが安かったので購入。
日本語(カタカナ表記)とは違うところがいくつか。例を上げれば
コースで言えばプランテス(日本語)とFantasy Meadows(英語)
マシンで言えばルインズスター(日本語)とSwerve Star(英語)などなど
走った長さもメートル換算ではなく、フィート
速さもkm/hではなく、mph(mile per hour)とマイル換算
シティトライアルのイベントも英語で書かれるけれど、そこは雰囲気でカバーできそう
こういった細々とした違いが気にならないって人ならおすすめです
聖少女アートワークス STARLESS
全160ページの美麗CG満載の大型本で、最初にページまるまる1枚使っての特典テレカ等の販促用イラスト、各キャラクターの立ち絵とその差分、作中のCGとその差分、原画、背景、聖少女氏インタビューなどで、作中CGは1ページまるまる使っていませんがほとんどのシーンのCGと差分が多めに掲載されていてカラーの発色が良くて、どのページを開いてもCGの多さに圧倒されます。若干モザイクが少し薄いように感じます。そして注意が必要なのが149ページからで、スカトロCGが集中して掲載されていて、糞にはモザイクもありませんのでここからのページを見るのは「自己責任でお楽しみください」と目次にも明記してあります。アナコンダのような糞が飛び散っており、ちゃんと美加子さんのカレーのうえにも乗っていますのでダメな方にはダメかもしれませんが、前回の「CLEAVAGEクレイヴィジ」のアートワークスよりもはるかに見ごたえがあって充実感があります。以下参考に目次です。
003 販促用イラストレーション
021 キャラクター
037 First stage 神の導き
075 Middle stage 嘆き
129 聖少女インタビュー
135 原画
146 背景画像
149 Last stage 再び赤い悪夢
鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール
自己啓発本を多数読んでいると、かえって素直に感情移入できないかもしれない。
私は泣けなかった1割の人間。それは多分、この部分はあの本でも言っていたなと感じてしまうからかもしれない。
実例をあげているという点で、今まで自己啓発?うざー…と思っていた人には、垣根が低いのではないだろうか。
そういう点ですっと楽に読めるので、そういった分野の本に今まで触れていなかった人にとってはちょうどいい入門書になるかもしれない。
「鏡の法則」「ブーメランの法則」よく言われることである。
人はやった事は必ず、何らかの形で返ってくる。これは真実だと思う。
それは勧善懲悪とかじゃなくて、思いは反映するという事。
それもすぐに返ってくる場合もあれば、忘れた頃に来る場合もある。
感謝する事はとても大事なことだと思う。そういう意味でこの本を読んで感動した人が、他者に優しくなれば、とてもいいことだと思う。
ただ、本当に現在人間関係に絶望していたり、誰かに裏切られたり踏みにじられた人にとって、どこまで救いになるだろうか。
自分を変えたとして、だからといってすぐにひどい仕打ちをした人が謝ってくるものだろうか?
残念ながらそうそう現実は変わらないと思う。ただ心の問題なのである。
許して相手を認める事もとても大切だけれど、心の傷が大きい場合、かえってつらくなる場合もある。
そういう場合は心の傷が少しでも癒えるまで、自分を責めない、自分を許す、そして過去の傷を振り返らない、傷口に塩をぬりこまない、現在を大切にする…方がいいようにも思える。