B’Zミラクルクロニクル 1988-2008
5年ぶりに復活したPleasure! GLORY DAYS、私は日産スタジアムに参加しました。
今回のツアーであった、「SOUND JOKERコーナー」20年前に初めて、ふたりがセッションしたときの様子がステージ上で再現されましたが、そのときの詳細が、この本の冒頭、最新インタビューで語られています。当時をなつかしく回想している、ふたりの様子がリアルに伝わってくるので、今回のライブに参加された方は、より楽しめると思いますし、参加できなかった方も、B'z結成秘話(?)をふたりの口から聞けるような、楽しみができるのではないでしょうか。
大ボリュームのとりおろしインタビューは、「B'zのふたり」「松本さん」「稲葉さん」と3つのバージョンからなっていて、B'zのふたりが出会ったときのこと、最初に松本さんが、稲葉さんに言った言葉、そして20年の様々な出来事、思い出などを回想しながら語っているのが、新しいファンにも、昔からのファンにも興味深く読めると思います。デビュー当時の厳しかった時代のことや、CDの売り上げ枚数などについて、飾ることなく、ありのままに、過去のこと、現在のことを話している感じが斬新で驚きです。
文字をたくさん読むのが苦手という人にも、オススメできるのは、垂涎ものの素敵な写真が満載な点です。最新のツアーであるACTIONからのライブ写真は、よくぞここまで! というくらいに、セクシーさ! 躍動感、疾走感あふれる写真ばかりです。写真集なみに、カラーページで80ページあります。本が大きいので、写真も大きく迫力があります。
さらに、ソニーマガジンズの音楽雑誌、GB(ジービー)や、パチパチなどで撮影された、90年代前半からの写真は、当時、その雑誌にしか載らなかったものなので、たいていのファンの方にはかなり新鮮に楽しめるのではないでしょうか。Pleasure GLORY DAYSでビジョンで流れたような、今では笑ってしまう昔のB'zが満載です。
この本を読むことで、改めてB'zのすごさ、20年間の努力や苦労や意志の強さなどに感動できる内容だと思います。そして、この本を読み終えると、なぜか、よりB'zを近くに感じて、過去のB'zのアルバムなどを聴きたくなるような本です。
20年分のライブのセットリストや、すべてのCDのレビューなども含めて、20周年区切りの年の集大成としてB'zファンならば必携の本といえるのではないでしょうか。できれば、最近は、少しB'zの音楽から離れてしまったというような、かつてのファンの人にも読んでほしいなと思う、B'zの20年がぎっしり詰まった一冊です。
JUST ANOTHER LIFE [VHS]
稲葉さんがまだダンスを一生懸命練習していた頃ですね。
今もたまに昔の映像として「LADYNAVIGATION」や「太陽の~」などの映像がこのビデオから使われることがありますが、松本さん稲葉さんの初々しい姿が見れる貴重なビデオです!
このビデオの後に徐々に最新の映像を見ていくとB'zの成長過程がとってもよくわかります。
音楽やパフォーマンスはもちろん、お二人の意外と面白い一面も楽しめる一本です。
オススメ♪
B’z LIVE-GYM 2010 “Ain’t No Magic” at TOKYO DOME [Blu-ray]
東京ドームのライブを見に行きました。
ライブは最高!と思ったものの、DVDとなると家ではつい大好きな台風15号を見てしまうことが多く、
買うかどうか迷っていたんですが、結果的には買ってよかったです。
まず曲目がよいです。
DIVEではじまり、往年の名曲、ライブでおなじみの曲もまじえつつ
イチブとゼンブまでの22曲、すごい疾走感!
そして、B'zの二人、サポートメンバーもかっこいいです。
近年のライブの中では一番じゃないかな、と思います。
特に「だれにも言えねぇ」の稲葉さんの声の伸び!必見です。
ただ、ライブDVDとしては、
カメラワークが激しすぎてもうちょっとゆっくり見せてほしかったな…と思います。
あと、臨場感を出すためだと思うのですが「観客の手ごしにステージを映す」画面が多いです。
これが、微妙にイライラします。
観客ごしに小さく見える二人なら会場で十分見てます。
自宅のテレビ画面でぐらい、観客ごしでないステージをじっくり見たいんです。
あとは、今回バックスクリーンが非常に凝っていたのでそれを生かしてほしかったのと、
会場の広さを感じさせる場面があんまりなかったのを残念に思っています。
いろいろ「こうしてほしかったのに」はありますが、
「買ってよかった!!!」と心から思えるDVDです。
FILM RISKY [VHS]
13年前のB'z。
サウンドも今とは大分違いますが、今だからこそ、この頃の危うさ、B'zサウンドなるものが確立しつつ、でも、まだ手探りな状態-が新鮮に感じられるのではないでしょうか。4thアルバムと同名のこのビデオは、彼らが意図する「RISKY」の世界が映像で表現されています。
中でもEASY COME EASY GO は稲葉さんの演技が光り、おすすめです。曲のイメージにぴったりです。
B’zウルトラクロニクル
B’zの本は結構出ていたりするが、ファンがB’zの周りの人にインタビューしたものをまとめたりするのが多かったような気がする。そのため信憑性に欠ける場合もしばしばあった。この本はB’zの二人に直接にインタビューしている本なので、B’zの二人の本音が聞ける本だと思う。ただ、結構音楽の専門用語みたいな言葉を使っての会話が出てきたりすると、その専門用語を知らない自分はいらいらした。
よって星4つにしました。