入門Luaプログラミング
前半は平易なコード例を示しながら文法が解説されており、非常にとっつきやすい。
また、開発環境とサンプルプログラムがCD-ROMで添付されている点、
付録でLuaのインストール方法が解説されている点で、
読者サイドで学習環境を再現させ易く、評価できる。
何らかのプログラミング技術をバックグラウンドに持っている人だけでなく、
Luaで初めてプログラミング言語に触れる人にもつまづきにくい構成になっている。
後半ではLuaの拡張、C言語との連携、既存アプリケーションへの組み込みなど、
LuaをLuaたらしめている特長について解説されている。
個人的にはこの部分に大きな期待を持っていたのだが、
(著者自身がそう説明している通り)概要レベルに留まっているのが残念であった。
概要として考えても、必要な引数の解説が省略されている、説明不足の図があるなど、
前半と比較すると少し親切さに欠けている。
この部分は次のステップに進むための目次として捉えるべき。
以上、本書はまさに入門書と言える内容。
また、日本語で読めるLuaの解説書として貴重。
著者のWebページの記述によると、「Programming in Lua(Lua言語の作者による解説書)」の
翻訳を進められている様子。こちらにも期待したい。
フェイジョン・コン・アホィス
ブラジル音楽界の至宝、コンジュント・エポカ・ヂ・オウロの新作!ヂノ・セッチコルダス、セーザ・ファリアという今は亡き偉大なオリジナルメンバーによる最後の録音(!)というだけでもマストなのにくわえて、選曲もベスト!ファンなら垂涎のこれぞショーロの決定盤です。でも、絶妙すぎるアンサンブルはそんなバックボーンをしらなくても純粋に心地よいBGMとしても聴くことができます。シンプルだけどなんだか心が豊かに感じられる、そんな作品です。
カフェ・ブラジル
1日中流し続けても飽きないでしょう、この耳に優しく語りかけるショーロの調べ。CD付属のブックレットには歌詞のほか、ミュージシャンの演奏シーンの写真が多数あるのもうれしい。ヒゲのシヴーカの楽しげなこと。見ているとこちらまで楽しくなります。「カフェ・ブラジル」のタイトルそのままに、聴く時のコーヒーはマスト。
カフェ・ブラジル(2)
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