
行動することが生きることである 生き方についての343の知恵 (集英社文庫)
もう、この言葉に尽きるのではないでしょうか。
私は自分を変えたい、変えたいと思い、あらゆる自己啓発本を読んできました。
しかし、いくら本を読んでも頭でっかちになるだけで、書かれていることを実践しても長続きした試しがありませんでした。余計なものを詰め込みすぎていました。
この本に書かれていることは、タイトルの通り単純明快。ですが、鋭く人生の真理を突いているのではないでしょうか?
ある人が言っていました。「寝ている間は死んでいるのと同じ」だと。
この言葉からも、「生きるとは行動すること」というのが理解できると思います。

中村天風の生きる手本―世界でいちばん価値ある「贈り物」 (知的生きかた文庫)
生きることは苦しみの連続です。 ではなんで生きていかねばならないのだろう? 死んだほうが楽なのでは? こんな根本的な疑問に
答を与えてくれる本です。
それでいて、ありがちな宗教を説くものではありません。 哲学的な冷静な考え方に裏打ちされています。
中村天風が師事したというカリアッパ先生との問答にすべての根幹が含まれています。
生きることの理由、苦しみと困難への対処。 こんな大事なことが、こんなに簡潔にまとめられた本を他に知りません。

天風先生座談 (廣済堂文庫)
天風先生は、からだがほんとうに辛いとき、
「元気溌剌だったときのからだを基準に考えるのではなく、
辛く苦しいこのからだが、本来のすがたなんだ」
と考えられました。
病を乗り越える智慧を授けてくれる一冊です。