善人なおもって往生をとぐ、いわんや悪人をや」......。 「鬼は本当に悪なのか」をテーマに、神剣をもって迷いながらも 鬼と闘う高校生達の...

双調平家物語〈6〉保元の巻(承前)

朝廷の中で摂関家と天皇家がゴタゴタやっているうちに、外の世界では着実に次の時代の担い手たちが力を蓄え始めている。いよいよ平氏、源氏が登場してきます。 双調平家物語〈6〉保元の巻(承前) 関連情報

双調平家物語 (10) 平治の巻(承前)

王朝の権威もついえ、藤原家の権力も霧散し、謀略うずまく平安時代の末期。黒幕信西は首をはねられ、敵と味方が裏切り合ってついに収集がつかなくなってきました。ついに、武家が直接力を持つようになってきて、実力行使にためらいがなくなってくる時代へ突入です。あいかわらず、緻密な語りで読み応え十分です。読むことそのものにかなりの労力が必要なのですが、かなりひきこまれて読んでしまいました。 双調平家物語 (10) 平治の巻(承前) 関連情報