「動きが止まるティート」うさぎの兄弟｜ホーランドロップティート

皆さん素晴らしいです。特に、ガランチャとボニーのデュエット　Ah perdona al primo affetto　は素敵です。関連情報

Afternoon Tea time ― アフタヌーンティーと過ごす時間

本屋さんでぱらぱらめくるのもいいけれど、家に１冊是非おいて、じっくり読んで、眺めて、みとれる・・・そんな一冊です！アフタヌーンティはお好きですか？もちろんお好きなら是非。もし、「そうでもない・・・」という方、本を買って家で読んでそして是非もう一度行ってみて！！オススメです。レシピ的にはちょっとアバウトだったりする所は気になりますが、決して「料理本」と考えずに、是非雰囲気を味わってください！そんな「目で楽しむ本」だと思います。。。 Afternoon Tea time ― アフタヌーンティーと過ごす時間関連情報

モーツァルト: 歌劇皇帝ティートの慈悲全曲 [VHS]

モーツァルト最晩年の歌劇「皇帝ティート（ティトゥス）の慈悲」。作曲されて100年間もの間、世界で最も多く上演された人気オペラでありながら、近年は「退屈なオペラ・セリア」としかみなされていなかった不幸な作品。ところがまたこのごろでは、カタいジャンルであるセリアという分野の最後にモーツァルトが新しい息吹を吹き込んだ傑作、という評価も増え、復活の兆しもみられる。この作品はザルツブルク音楽祭にレヴァインが初お目見得した作品で、その舞台のキャストをティート役のみ入れ替えてタピーとし、ズボン役の名花、タティアナ・トロヤノス（「ウェスト・サイド・ストーリー」のＣＤのアニタ役で有名。惜しくも50代で亡くなられた）をセストに迎えるなど、各キャラクターもイメージ通り。アンニオ役のアン・ハウエルズも、他のＣＤでもアンニオ役で多く登場するなど、非常にハマっている。また、今ではすっかり妖艶なサロメとして有名なキャサリン・マルフィターノがセルヴィーリア役で可憐な演技を見せている。ローマ遺跡での大規模なロケとスタジオ撮影はその区別がつかないほど見事。そもそもＣＤ化も映像化も少ないこの作品にあって、奇跡のような大傑作である。ビデオが出て、ＬＤが出て、ビデオが廃盤になった後ＬＤが復活、その後再販はしないといわれていたビデオが復活、そして今また・・・という、何ともファンとしては気が気でない作品。どうにかＤＶＤ化してほしい、最も期待される作品である。モーツァルト: 歌劇皇帝ティートの慈悲全曲 [VHS] 関連情報

すでにアーノンクールには1993年3月にチューリッヒ歌劇場でのＣＤ録音があるが、これは2003年８月のザルツブルグ音楽祭（フェルゼンライトシューレ）で収録された映像である。　この「いかにもな」オペラセリアの台本によるオペラは、作曲者の「希なる駄作」と見なされてきており、アーノンクールのＣＤ録音をもってしても「音楽・演奏自体は素晴らしいが、この台本は何とかならないのか？」という印象であった。慈悲深く思慮深く、臣下への思いやりにあふれた皇帝ティートへの賛歌というのは、まじめに、立派に演奏すればするほど聴き手は、その人間ドラマの空虚さに耐えられなくなるのだ。　ところがマルティン・クシェイの演出は、ティートの実像を「歌詞の表面」とは全く逆（つまり、慈悲深く思慮深く、臣下への思いやりにあふれた理想の皇帝の逆）に設定することで、ドラマの深みを＜創造＞し、より深層に隠れた人間ドラマの＜真実＞を抉り出したのだ。　これは演出のマジックなのか？　演劇という芸術の常套手段なのか？は、私には解らない。　しかし（あくまでもクシェイの演出に限ってだが）この最後のオペラは空虚な駄作ではなく、「最初のロマン派オペラ」（「魔弾の射手」に先行すること３０年）として理解すべき作品であると私を＜改心＞させた。（モーツァルト最晩年のロマンティシズムを先導する）クラリネットの音色に彩られた深層に隠れた人間ドラマ！　独唱者はいずれも「歌唱におけるアーノンクール・チルドレン」ないしは「熱狂的アーノンクール・ファン」というべき人たちである。まず、従来の自己の歌唱スタイルを完全に捨て去ったのち、指揮者のスタンダード・枠組みのもとでスタイルを再構築し、精密きわまりないアンサンブルを作り上げている。　もちろん、指揮者の「鋼の意志」は「言わずもがな」貫徹されている。関連情報

モーツァルト:歌劇《皇帝ティートの慈悲》ザルツブルク音楽祭2003年 [DVD]