「夕焼け」原詩 吉野弘・曲 高田渡 *【隠れている詩】 「やさしい心の持ち主は いつでもどこでも われにもあらず受難者となる。 何故って...
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世界が睦まじくいるための心得もこの詩にある。……互いに非難することがあっても非難できる資格が自分にあったかどうか あとで疑わしくなるほうがいい正しいことを言うときは少しひかえめにするほうがいい正しいことを言うときは相手を傷つけやすいものだと気付いているほうがいい……健康で 風に吹かれながら生きていることのなつかしさに ふと 胸が熱くなる そんな日があってもいい そして なぜ胸が熱くなるのか黙っていても二人にはわかるのであってほしいいたわりあい、支えあえる世界になってほしい。 二人が睦まじくいるためには 関連情報
プロローグ・オブ「ファンタスティポ」は、堂本剛さん国分太一さんW主演の映画のメイキングDVDです。映画の監督は薮内省吾さんでテレビ番組のオープニング映像や短編映画などを作っている方で映像がかなり独特、エキセントリック、ふつうの映画の文法で作られていないタイプのものなので、映画を見る前にこのDVDを見ておくと楽しさが倍増するのは間違いなしです。 プロローグ・オブ・ファンタスティポ [DVD] 関連情報
五木ひろしのニューバージョンが、また若いときの録音とは違い、新鮮に聞けるのがいい。この2011全曲集では、愛しつづけるボレロとふたりの旅路が目当てで購入しました。 五木ひろし全曲集2011 関連情報
髙田三郎の代表作「水のいのち」「心の四季」が入っているこのCD。生命について。人生について。地球について。聴けば聴くほど、歌えば歌うほど、噛み締めれば噛み締めるほど、作曲者自身にも量り切れないほどのメッセージが滲み出てくる、髙田氏の作品は、良くも悪くも「説教臭い」です。演奏は「水のいのち」は神戸中央合唱団、「心の四季」は大久保混声合唱団、指揮は作曲者自身、とかなり豪華な面子になっています。一つ気になること。楽譜通り歌えていない。歌詞を強調して歌っていると言えば、そう聴こえなくもないのですが、冷静に聴くと、微妙に拍子から遅れて歌っているのです。何故そうなってしまったのか、憶測は尽きませんが、筆者としては収録当時作曲者が68歳と既に高齢(?)であったため、指揮能力がやや鈍っていたのが原因ではないかと思っています。 日本合唱曲全集/高田三郎作品集1 関連情報
初めて読んだ、吉野弘さんの詩集。「祝婚歌」や「I was born」といった有名な(といっても僕は知らなかった)詩はもちろんのこと、それ以外にも、これがいい、あれがいい、と言い始めたらキリがないくらい、よい詩は多い。ふいに涙がこみ上げてきたのは、「日常さまざま」というカテゴリーに収められている「台風」という作品を読んでいたとき。これは詩というよりも、一編の短編小説である。「十三日の金曜日」という作品もそうだけれど、この辺りは“ドラマ”という感じなのだ。脚本家の山田太一さんが巻末エッセイで、吉野弘さんの詩についてこう書いておられる。「無理な化粧も整形もしていない。やたらに飛翔して、読む者を置いてけぼりにもしません。物欲しげな神秘化もない。しかし、通俗ではない。生きるとか死ぬとか、生まれるとか老いるとか、そういう人間の現実を決して軽くあしらったりはしないが、遊びもうまい」山田さんはまた、同じ日本語を使い、物語や世界を紡ぐ者として、吉野さんの詩は「貴にして重い」とおっしゃる。僕にも少しはそのことが理解できていますようにと願う。 吉野弘詩集 (ハルキ文庫) 関連情報