This Is My Love
アルバムを聴いて感じたのは、J−POPというよりも昭和50年代の「歌謡曲」や「ニュー・ミュージック」という印象。もちろん、当時と作り方は違うのだろうが、歌詞の世界や曲への載せ方などはいかにも歌謡曲風。ギターやピアノの音色がはっきり聞こえるのも最近のポップスには珍しく、新鮮だった。相田翔子は私よりも5歳下なのだが、歌謡曲やニュー・ミュージックを聴いてきた時代は重なるので、共感を覚えるのもしれない。 2曲目の「月で泳ぐ」は彼女自身がコーラスも担当しているようだが、 40代のWink という曲調で、これで鈴木祥子のコーラスで聴くことができれば文句ナシ。要さんとのデュエットである5曲目の「さよならの頁」も2人の個性が出ていてとてもよかった。しかし、8曲目の「クレタの白い砂」を聴いたら、(年の功というべきか)悔しいけれどデュエット曲としては因幡晃に軍配を挙げたくなった。また、最後の「ぼくのともだち」の歌声は秀逸。ヘッドホンや車内で相田翔子の世界にどっぷりひたって聴くのが正しい鑑賞の仕方だろう。 欲を言えば、年齢相応に、もう少し危険で情熱的な恋を歌った曲があってもよかったかもしれない。
This Is My Love 関連情報
イチゴーイチハチ!(1) (ビッグ コミックス〔スピリッツ〕) (ビッグコミックス)
明確に読者のハートを殺(ト)りにきました。なんだこれ…甘酸っぱいし爽やかだし寂しいし羨ましい…激烈なまでの構成力と破綻の気配が一切ない画力と。正直週刊誌でやらせるのなんざ無謀無謀アンド無謀じゃねーのって思ってるんですが、とは言っても何回か一巻を読み返して、やっぱりものすっげえ面白いよなーって唸って。高校生時代本気になれなかった全読者を殺しに掛かってきます。危険な漫画です。この危険度は周囲に啓蒙せねばなりませんね!
イチゴーイチハチ!(1) (ビッグ コミックス〔スピリッツ〕) (ビッグコミックス) 関連情報
SONG SELECTION-25TH CELEBRATION-(DVD付)
WINK時代からファンの方は、収録曲を見ればどんな曲をまとめているかお分かりだと思いますが、あえて新たにソロになった相田翔子をファンになった方のためにコメントさせて頂きます。WINK時代のソロ曲がメインに1枚目に入っていて、切ない曲やアップテンポの曲などがセレクションされています。曲順も聞き流しやすくなっていると思います。今聞いても古さを感じさせない楽曲です。2枚目は、WINK活動停止後に発売された、翔子のCDからの選曲メインで、WINKとはまた違ったボサノバ系の選曲です。1枚目WINK時代、2枚目WINK停止後とまとめて選曲&曲順になっていたので、新しさを感じました。
SONG SELECTION-25TH CELEBRATION-(DVD付) 関連情報
インスタント沼 ミラクル・エディション [DVD]
エキセントリックでシュールさに満ちたハチャメチャな作品だが、なぜか観賞後には元気を与えてもらった。人は誰しも山あり谷ありの人生を前に、もうダメだと思うことがある。どうしようもない悲しみや苦しみに、泣きたくても泣けないときさえある。でも、やまない雨はなく、苦しみや悲しみにも終わりがやってくる。いつか必ずターニングポイントが訪れるのだ。と、わかっていても、苦しみの渦に巻き込まれていると、そう気づくことすらできない…。この作品は渦中で苦しんでいる人に、いくばくかの希望を与えてくれる。大切なことは確かに目には見えないし、信じない者の前には希望は姿を現さないのだから。主役の麻生久美子の元気いっぱいの演技が、ある種の救いのようなものさえ感じさせてくれた気がする。
インスタント沼 ミラクル・エディション [DVD] 関連情報
筆まめミュージアムツール 相田みつを作品集 「一生感動一生青春」
5年ほど前に購入して以来、愛用しています。PCで鑑賞したり、プリントして飾ったり、絵葉書きを出したりと色んな楽しみかたがあります。根っからの、みつをファンで葉書や本も持っていますが、このCD収録作品数からいうと断然お値打ちだと思います。友達にも印刷してプレゼントし喜ばれてます!
筆まめミュージアムツール 相田みつを作品集 「一生感動一生青春」 関連情報