冷たい雨に撃て、約束の銃弾を グッズ

冷たい雨に撃て、約束の銃弾を 冷たい雨に撃て、約束の銃弾を [DVD]

ストーリーも展開もそれ程秀逸とは思えません。派手なアクションも無く終わります。 冷たい雨に撃て、約束の銃弾を [DVD] 関連情報

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監督がジョニー・トーで主演がジョニー・アリディ。プロデューサーもフランス人。フランス香港という、70年代から80年代にかけて優れたハードボイルド映画を量産した二つの潮流が結合した本作はそれはそれはもうまごう事なきハードボイルド映画でございます。演出面ではジョニー・トーの本領発揮というか、画的な格好良さが群を抜いていました。ダークブルーの色調の下、異様な緊迫感を伴って描かれる、ホテル廊下での、殺し屋3人組と主人公の出会いにはじまり、地下通路での会話、料理と食事、皿を撃ち抜く場面を挟んでの、廃自転車を撃つ試し撃ち。そして終盤は草原での銃撃戦と、ひたすらに映像が格好いい。そしてクール(かつちょっとコミカル)な殺し屋たち、さらには鬼畜のように思われた仇たちにさえある種の美学を示しつつそれをセリフ等では過度に強調せず銃撃戦へなだれ込むドライな展開もまた心地良い。ハードボイルド好きにはたまらない一本です。あまりにテンポ良く転がるストーリーと、クライマックスを分散させたがゆえにラストで突然無敵になってしまう主人公、優れたアイディアだったからこそもう少し掘り下げて欲しかった「記憶を失ってゆく復讐劇」というモチーフ等、脚本面に粗さを感じないではなかったですが、しかしその辺も香港ぽいと言えば香港ぽいかも。 冷たい雨に撃て、約束の銃弾を [DVD] 関連情報




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