Вольфганг Амадей Моцарт Симфония № 41 до мажор («Юпитер»), KV. 551 Петр Чайковский Симфония «Манфред» си ...
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ウラジミール・フェドセーエフ グッズ
ウラディミル・フェドセーエフ指揮モスクワ放送交響楽団の演奏するグリンカのオーケストラ曲集。1995年の録音である。有名な歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲と、比較的演奏機会の少ない歌劇「イワン・スサーニン」から三つのダンスと序曲を演奏し、同じくグリンカの「序曲ニ長調」を挟んで、後半には彼らがしばしばアンコールで取り上げる「ワルツ」を含むスヴィリドフの「吹雪」から編んだ9曲の組曲が収録されている。パワフルな音響と、豊かな音色、たっぷりした残響も収録されてまずまずの仕上がりだ。特にティンパニの音が大げさで良い。グリンカの曲では、三つの舞曲に続けて演奏される「イワン・スサーニン」序曲が、なんというかロシア的ベートーヴェンスタイルで襟を正して聴いてしまう。スヴィリドフの「吹雪」もチャーミングな曲が多く、ロシア的感傷に浸れて好ましい。「ロマンス」などはトランペットの熱演が少々気恥ずかしいが……「ワルツ」や「冬の路」はやはり名曲だ。 グリンカ:ルスランとリュドミラ 序曲 関連情報
探し求めていた、ヴァロージャ、モスクワ放送響の組み合わせでの「森の歌」。91年の録音ですでに持っているムラヴィンスキィのものより録音状態はずっといいのですが、ホールの残響音が少し気になる。音楽そのものはヴァロージャの丁寧な指揮が素晴らしい。惜しむらくは少女合唱団の年齢が少し高めなのか落ち着いた声に聞こえる。少年の「天使のような」歌声が欲しいところだ。 ショスタコーヴィチ:オラトリオ「森の歌」 関連情報
同じコンビのプロコフィエフ管弦楽曲集が良かったので購入した。ロシアのオーケストラ固有の金管楽器に聴かれる飽和したような力強さは相変わらずだが、一方で5番の2楽章や4楽章のような天才的なオーケストレーションに対するセンシティブな対応も欠いていない。また3楽章のような深いロシア的情緒の表現も良くて、これはいわゆる西側のオーケストラでは出ないものである。全体にかつてのやや大味なメロディア録音では気がつかなかったものである。録音が良くなったためか、フェドセーエフの円熟か。 プロコフィエフ:交響曲第1番&第5番 関連情報