愛のコリーダ阿部定事件阿部定

阿部定事件―愛と性の果てに (新風舎文庫)

他の方のレビューにもありますが、私もこの本を読むまでは「阿部定事件」をただの猟奇殺人だと思っていました。時代背景や定の生い立ちを知り、やってはならない事とわかりながらも、少しの同情も感じてしまった。詳しく知りたくて読んだのに、どこかで猟奇殺人だということを期待していたので、ちょっと肩すかしでもあった。阿部定事件―愛と性の果てに (新風舎文庫) 関連情報

アカシアの雨がやむとき(紙ジャケット仕様)

最近になってこの人のことは知ったのだが、日本人にもこんなに凄い演奏をする人がいたのか？驚いた。これは海外アーチストの受け売りではない、日本人にしか出来ない演奏です。天才ジャズマンにありがちなことだが29才という若さで夭折され、生前はわずかの作品しか世に送り出されなかったらしい。これは三部作の中では比較的聴きやすいのではないかと思うが「考えるな、感じろ！」。阿部薫は命がけで吹き捲くっている。気合いを入れて、兎に角きいてみることだ。アカシアの雨がやむとき(紙ジャケット仕様) 関連情報

あの頃映画松竹DVDコレクション SADA 戯作・阿部定の生涯

映画自体は意味不明です。SFまがいのカットというか、舞台設定だったり、とくに少女期のさだを描くのに、シナリオの流れから考えると、ハンセン氏病患者の慶応学生との出会いやら、前半の無意味な部分は、要らないと感じる。半分をバッサリカットしてもいい、あるいは、カットしたほうが絶対によくなると思います。前半の、意味不明な映画構成には、疑問を感じる。そこで、プッツンきて、見るのをやめてしまう人がいると、もったいないです。前半は？？？の連続で、気分が悪くなったほど。でも、さすがに！！後半は、監督が「阿部定」の情念をうまく演出していて、黒木瞳の演技力が冴えている。実際の「阿部定」裁判の公判記録を読むと、胸をうたれる真実の言葉！ってのが、多々ありますが。女の性向というか、性的な情念の真実を切々と吐露していて、公判記録は妙に感動します。「情交が好きでたまらない・・」というオンナの性を真っ正直に吐露している。それを、如実に映像化したものが、この映画・・！！っていうような感じですね。黒木瞳が「いやらしくない性的な偏向性＝痴情というか情念」を演じぬいている。後半3分の１からラストに向かって、阿部定になりきっている。まあ・・改めて黒木瞳を見直しました。片岡鶴太郎さんや、その他の共演者も、すごく頑張ってます。性的に交わるのが好きでたまらない・・離れたくない・・ずっと交わっていたい・・情夫と死ぬまで一緒。こういう女をポルノでもアダルト映画でもなく、文芸調でもなく、真っ向から映画化しようとしたら、黒木瞳に行きついた。黒木瞳もその趣旨を完璧に理解して役に臨んだ。という気がします。ほかの女優では不可能？もしくは、まったく色調の違う映画に行きついたはず。黒木ならではの「阿部定」でした・・・あの頃映画松竹DVDコレクション SADA 戯作・阿部定の生涯関連情報

定番ベスト

一世を風靡した”あおい輝彦”さん、昔なんで”あおい”なんだろう？って思ったものでした。ジャニーズの時もよくTVで見てて”あおい”さんが何故か一番カッコ良いのを憶えています。今もTVで見ても声が良く出てて、素敵さは変わりません！イケメンで人をトリコにする甘い歌声は今も健在です。友達の結婚式で”二人の世界”をアカペラで歌わせてもらいました。一生の思い出です。定番ベスト関連情報

阿部定さんの印象