白鯨 グッズ

白鯨 白鯨 (上) (角川文庫)

　以前に、風景描写が延々と続いて退屈だと聞いていたのですが、実際に読んでみるとそんな事はなく、むしろ読みやすかったです。　主人公のイシュメールが話す形で物語は進んでいきますが、街の風景、宿屋の内部、食事の内容、墓碑に書いてある事、牧師の説教、船の内部、人物の描写、そして鯨にいたるまで、割と細かく説明・解説してくれるので、最初のうちは細かすぎるのではないか？と思っていても、読んでいるうちに物語の中へと引き込まれていきます。しかし、何を和訳しようとしたのか、田吾作とか寄せ鍋頭という表現は面白いですね。あと宗教というか信仰の問題が多く語られているような気もします。　それにしても捕鯨というのは一大事業なのに、取るのは油と脳だけ。それで儲かったというのですから大したものです。海豚も種類によっては食用に用いていたようですね(昔は)。それを今更、残酷だからとか可哀想だからとかで捕るなというのはどうかしています。だったらこの作品の価値も否定するのですかね？ 白鯨 (上) (角川文庫) 関連情報

白鯨 白鯨 (上) (新潮文庫 (メ-2-1))

この『白鯨』を初めて知ったのは、1969年に映画をＴＶ放送したのがきっかけでした。そいで．．と書きたいのですが、ちと、長くなってしまうので、「白鯨」の古い版の新潮文庫のレビューに分散させたので、御参照を。（腹筋が笑いすぎて痙攣を引き起こしても責任は取れないなぁ．．まさか笑死までは、いかないと思うけど）それから屈折、数十年「小汚い」と母から言われた今では貴重な版の『白鯨』もボロボロになりつつあったので、新しいのに買い替えての熟読と。この本、外見は大人でも（アタマの）中身は子供（名探偵 コナンのパロディかよ！）にはちと難解かも．．なんせ、メルヴィルの宗教感なんかも文面から感じ取れるので。またこの上巻のイラストカバーは前の版のでしょうね。今の版のは、下巻と同じイラストで、”白”と”鯨”の合間に黒丸地に赤文字の”上”のロゴですから。 白鯨 (上) (新潮文庫 (メ-2-1)) 関連情報

白鯨 〈ANIMEX 1200シリーズ〉(13) ムーの白鯨 テーマ音楽集

無事配送していただきました。ありがとうございます。ずっと聞きたかったエンディングを聞くことができました。 〈ANIMEX 1200シリーズ〉(13) ムーの白鯨 テーマ音楽集 関連情報

白鯨 白鯨 [DVD]

最近ではすっかり見られなくなった善とか悪とかではなくただただ追い求める漢の執念そのものの魅力を描いた映画。それはもう勇気とか根性とかそんなレベルでなく狂気だ。だからこそカッコいい。だからこそしびれる。男が男であるためには常識なんかにしばられちゃいけないのだ。レイ・ブラッドベリの詩的な脚本もイカす。 白鯨 [DVD] 関連情報

白鯨 Moby Dick (Xist Classics)

細かい記述。広い知識。ゆったりしながら、ハラハラドキドキ。捕鯨船に関わったことのない作者が、どうしてこんなに細かく記述することが出来たのだろう。名著の中の名著と誰もが認めるに違いない。長い小説の中でイラストは重要な役割を果たしている。ちょっとくどいなと思っているときに、このイラストは次に読み進む階段の途中の踊り場の役割を担っている。 Moby Dick (Xist Classics) 関連情報




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