反田恭平の最新情報はこちら↓ http://columbia.jp/sorita/ 2015年3月7日、「ホロヴィッツが恋したピアノ《CD75》を味わい尽くす!
反田恭平 グッズ
内外を問わず、新人のピアニストはなるべくチェックするようにしていますが、本当に久しぶりに、心が躍る思いを感じ、多くの方に薦めたくて、レビューを書いています。いわゆるこれまでの「日本人ピアニスト」という優等生的イメージからは、完全に逸脱している、規格外の才能です。世界中見渡しても、これだけのテクニックと、音楽性を持った人は、なかなかいないと思います。とにかく聴いていてワクワクします。彼が感じている感情が、音符にそのまま乗っていて、音が全て活き活きとしているのです。テクニックに余裕があるからか、「ラ・カンパネラ」でも、技術を感じさせず、歌が聞こえてきます。本当に素晴らしい演奏家の音楽は、クラシックであっても、普段クラシックに馴染みがない、音楽好きが直感的に楽しめる表現になると思いますが、彼の演奏は、まさにそういう世界です。ピアノ黄金時代の巨匠たちに繋がる、末恐ろしい才能だと感じました。ピアノについて、批判的なレビューもありますが、私は、非常にしっくり来ました。ホロヴィッツピアノといえば、鍵盤が軽い、コントロールの難しい楽器(そのかわり多彩な音色が出る)と聞きますが、そのピアノから、なかなか他で聴けないような、繊細な音色を引き出していると思います。特に、徹底的に弱音で攻める「コンソレーション」は、絶品でした。 リスト 関連情報
ピアノの優等生から、ピアニストに変わって行く素晴らしいライブです。今までの日本のピアニストには居ないタイプ。このライブ盤は必聴です。 ライヴ! 反田恭平 関連情報
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