Live at the Fillmore [DVD] [Import]
ロスロボスのDVDが見れるとは本当にありがたい。コロッサルヘッドあたりの重厚なアメリカンロックを中心に聴きたかったけど、この値段で素晴らしいライブを見れたのでまあ満足です。ブルーステイストあふれる渋いオジサンロック、最高ですね。
サブライム・トリビュート・ライブ [DVD]
これは買いですね…正直面子がすごすぎる。
ステージ上から溢れんばかりの豪華メンバー!いゃ、実際参加しすぎだろ!
今から12年前に初めて聞いたSublimeの感動が、また違った形で蘇ってくる気がします。
Vol. 1-One Time One Night: Live Recordings
ロス・ロボスの音楽は、ラテン・ロックなんですが、ジミヘンを継承するギター・ロックでもあり、音響系の実験音楽でもあります。実験音楽という意味ではレコードのみで存在し、ライヴで再現不可能な音楽ではないかと思っていました。でも、聴いてみると、レコードの音づくりをライヴでもかなり忠実に再現していますね。
『ライヴ・アット・フィルモア』ライブ・アット・ザ・フィルモア(DVD付)と選曲が重ならないように配慮されています。ぼくは、『ライヴ・アット・フィルモア』よりも、こっちのライヴ盤のほうに感動しました。
Desperado: The Soundtrack
タランティーノが噛んでいる映画のサウンドトラックは聞いたこともないアーティストのくどい選曲と劇中のダイアローグでよく構成されていますが、このサントラも映画同様、猪突猛進型でまっしぐら。かなり疲れます。それくらノレちゃうってことなんですが。
狼が連れだって走る月―La Luna cuando los lobos corren juntos
翻訳家の管啓次郎さんがポーラ文化研究所「is」や
バベル・プレス「翻訳の世界」=いずれも当時=などに
連載していたエセーをまとめたもの。
タイトルはアメリカ先住民、スー族の言葉で「12月」を意味する。
著者は80年代にはアラバマ、サンパウロ、ホノルルなどを転々とし、
90年代に入るとニューメキシコに学び、シアトルで教鞭を執り、
この作品が発行された頃(1994年刊)には
再びアリゾナ州トゥーソンに暮らしていた。
こうした混沌とした大地にふれれば否応なく、ひとは傷つく。
しかし、それは世界とその歴史の圧倒的な広がりと深さに
覚醒する機会になる──と、彼は言う。
ところで、印象深いくだりの多いこの作品で最も記憶に残っているのは、
歩くことが単なる健康法にとどまらず、
病をいやす“秘磧”であるというところだ。
1974年の冬に、実際に起こった“奇跡”が紹介されている。
パリで死の床にあった映画批評家ロッテ・アイスナーのもとを、
ヴェルナー・ヘルツォークはミュンヘンから文字通り歩いて訪ねる。
彼女は回復し、その後10年を健康で過ごしたという。