遠い空の向こうに~ロケットボーイズ~【日本語吹替版】 [VHS]
さっきから、書いたり消したりを繰り返しています。どんな文章を書いても、映画の感動を表現できない。『じゃー、書くなよ』って言われそうだけど、どうしても、このレヴューは書いておきたい。でも書けない。自分の文章力のなさを痛感いたします。つーか、在庫、ないみたいですね。そのうち入るのかな?レンタルでいいから探してみてください。置いてるの、見たことないけど。あなたが忘れかけている事、いや、もしかしたら、もう忘れてしまったものを取り戻せるんじゃないか、そう思っておすすめします。取り戻せたら、大切にしてください。
遠い空の向こうに [DVD]
1997年、宇宙飛行士の土井隆雄さんは地球を離れる前に
友人のホーマーからメダルとボルトのようなものを受け取ったそうです。
「宇宙にもっていってくれないか」
化学フェアのメダルと、展示されたオーク号のノズルでした。
土井さんはそれらが何なのか、それを宇宙に持って行くことがどういう意味を持っていたのか、
後にロケット・ボーイズが出版されてから知ったそうです。
はじめは20センチ、最後には高度9500メートルまで飛んだオーク号は
化学フェアから37年の時を経てついに宇宙に到達したのです。ロケットボーイズを乗せて。
からかい笑いを誘ったあの黒板の落書きがまさに現実になったわけです。
"見事!"
ロケットボーイズ〈上〉
「ロケットを打ち上げたい!」
知識も何もないけど少年サニーはそう決めたのだ。
それからはロケットのためにどんな困難にもくじけず、実行あるのみ。
母親、父親、炭坑の人々を巻き込んで、友達とともにロケットボーイズ
は前進していく。ロケットを飛ばすために苦手な数学にも必死で取り組み、
やがて消えゆこうとする炭坑の町の誇り、希望の星になる。
印象的なシーン、エピソードが満載されたこの本を読むと勇気づけられ、
自然と元気が出てくる。
「ねえ、サニー。わたしはあなたにその本をあげるだけ。
なかに書いてあることを学ぶ勇気は、あなたがもたなければならないのよ。」
ロケットボーイズを支え続けた化学教師ライリー先生の素敵な言葉だ。
すべての夢を持つひと、くじけそうになっている人、
すべての親、すべてのこども、そしてすべての教師に
読んで欲しい本です。
「遠い空の向こうに」オリジナル・サウンドトラック
「リバー・ランズ・スルー・イット」のヴァイオリンの響きが蘇るような
作品。50年代を意識してか、50'sのナンバーだけでなく、スコアそのものが
年代によく合っている。空に吸い込まれていくかのようなそのメロディーは
時に郷愁をも漂わせている。
遠い空の向こうに [DVD]
いい映画です。未来への夢、時代の移り変わり、子供の成長、親子愛、友情、仕事の仲間、
町の仲間、いろいろな要素が本当にうまく取り込まれて、なんともいい雰囲気で包み込んで
くれる映画です。ラストではそんないい雰囲気が一気に感動へと結びつき、涙をさそい、
すがすがしい気持ちにもさせてくれる映画です。
ロールでは実話へと結びつけ、感動にも重みが増し、勇気ももらえる映画でした。