京料理―伝統を受け継ぐ技と味 (Leaf mook)
日本料理の奥ゆかしさは
日本ならではの素材の扱い方、繊細なわざ、
しつらえとの調和など
五感だけでなく、右脳や左脳にもはたらきかけ、
一連の献立の中で
ハッと感激させてくれたり、スッと力を抜いたり
あとからじわりときたり。
を、さらっと提供されてしまうことですよね。
華美な仏料理より、
引き気味の姿勢が、かえって印象が強いと思うのは
私だけでしょうか。
京ならではの内容を、ご当地の編集で素晴らしい一冊です。