コンテンツ産業論―混淆と伝播の日本型モデル
「まえがき」で述べられている通り、「文化経済学」「文化経営学」「経営人類学」的な視点から、メジャー4上流としてマンガ、アニメ、ライトノベル、ゲームという従来、なかなか真剣に取り上げられることのなかったコンテンツを分析しているので、今までの「学術書」「教科書」や「ヲタク論」とは全く違うアプローチが初めて可能となっている。
はたして市場原理が働いているのか、いないのか当事者でもなかなか理解できない「ユーザ参加型の創作と評判の相互作用に依存する超多様性市場」における「株主配当の最大化を必ずしも目的としない文化的企業(業界)」の綿密な調査は特に必読。メジャーのJ−POPにおける「ライブハウス」、商業誌における「コミケ」「同人誌」の役割を具体的に指摘する事例は、知りうる限りまさに「本邦初公開」といえよう。
そしてこれら日本独自の進化を遂げた源流は「俳句、狂歌、歌舞伎、絵双紙が趣向を共有するメディアミックス」である、という文化論はまさに意表をつきながらしっかり同意できる。
ただし、各章が分担執筆のため若干のバラツキも感じられる。特に「第2章」は、この分野に関心があれば当然、「デジタルコンテンツ白書」ぐらいは手元にあるのでわざわざ引用を続けなくても結構だし、製作委員会方式の説明のなかで「座組」という用語は今はもう死語。(新しい横文字が大好きな人ばかりなので「スキーム」にとって代わられています)著作権系の解説も事例が少なく、弱い気も・・・。
もちろん、これらの点を補って余りある労作なので「コンテンツ系」「マーケティング系」「放送と通信の融合論」などを志す学生は本書から始めることが現時点での近道であり、すでに道半ばにいる研究者にとっても新たな「気づき」が生まれることとなろう。
Jブンガク―英語で出会い、日本語を味わう名作50
ロバート キャンベル さんの 御宅 ぶりがすごいですね。
ビギンジャパノロジー
トラッドジャパン
と3大日本文化番組だと思いました。
日本の名作50を海外の人に教えられるというのも粋ですね。
NHKのテレビ番組のJ文学の総集編のような本。
J文学は,
清少納言『枕草子』
松尾芭蕉『奥の細道』
夏目漱石『三四郎』
福沢諭吉『学問のすゝめ』
小林多喜二『蟹工船』
林芙美子『放浪記』
石原慎太郎『太陽の季節』
などの読んだ事があるものは,書評を書くきっかけになりました。
江國香織『間宮兄弟』
川上弘美『蛇を踏む』
中里介山『大菩薩峠』
などの読んだ事がいないものは,読み始めるきっかけになりました。
ありがとうございました。
外国人の方が日本文学に詳しいのが悔しいということで力を貰いました。
頭のよくなるゲームアルゴ
数学者が考えただけあって、このゲームはホントよく出来てます。
最初はルールを覚えるのに慣れが必要ですが、
慣れてしまえば、心理戦の様相が濃く、ハマリます。
以前は妻とこれをやり、カモにしてましたが、
最近お返しされてるくらい、差はつかなくなります。
私の子供はまだ小さいですが、
数字を覚えるようになったら、一緒にやりたいゲームですね。
目も悪くならないし、あれこれ考えるので頭に良いし、
(頭が良くなる保証はないですが…)
自然と(心理戦なので)会話しながらゲームするので、
親子の会話も弾むし、TVゲームよりよっぽどいいですよ。
東京大学物語 〈デラックス版〉 [DVD]
最近観たばっかで詳しい事はまだよく分からないけどけっこう面白いです。彼女と二人で東大入る事を目標にして高校生活を過ごす1話しか観てませんが、主人公の頭の良さとストーリー展開は笑わせてくれます。所々にエロも含まれていて、かといっていやらしさは感じられないほどすっきり観れます。ただ、マンガの東京大学物語はエロさにリアル感がまったく感じられないのでこのアニメ版にはマンガとは違うリアル感を期待しています。このDVDは1話と2話が収録されており今から東京大学物語を観る人にはちょうどいいんじゃないかな。
ITバブルと寝た女たち [DVD]
ムチムチでナイスボディの可愛い三津谷葉子ちゃんと、ワイルドで引き締まった体のカッコイイ金子昇くんのラブシーンは、関係も不倫で露出も中途半端ではあったけど、素敵な場面でした☆それにしても喜多嶋舞のイヤな女の演技っぷりは見事でした♪