幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター [Blu-ray]
みなさん、知っているタイトルですし、
ストーリーもお馴染みです。
デジタルリマスターの効果は絶大です。
この価格で手に入れる事ができるなら、
文句を付けるところがありません。
ニューヨーク・スケッチブック (河出文庫)
映画『幸福の黄色いハンカチ』の原作となった作品がこの文庫の末尾に35番目のお話として収められているのですが、「ああ、そういうお話の本なんだね。」と、軽く納得されてしまうと・・・ それは、ちょっと違うような・・・ たとえば、原作である「黄色いハンカチ」は正味6ページの小編です。たったの6ページなのですが、凝縮度が極めて高い。凝縮度が高いので、それを読んだ時、そこから喚起されるイメージ、時間の中身が、とても広く、深い。 この短編集には、このお話に一歩も引けをとることのない作品が、あと34編収められています。
幸福の黄色いハンカチ [VHS]
はずみで殺人を犯し、網走刑務所に入った男。彼は、妻に、1つとしていいことはしてやれなかった。
出所して、彼はもと妻に手紙を送る。
「まだ、俺と一緒に暮らす気持ちがあるなら、黄色いハンカチを家に掲げてくれ。」高倉健が渋い役をこなす。
一方、東京で失恋した武田哲也と、偶然電車の中で出会った、これも失恋したばかりの客室乗務員の娘。
この2人は、目的のない、北海道での自動車の旅を始める。
そして、家へ行こうか、迷っている高倉健に出会う。
家に着いて彼らが見たものは・・・
日本映画で、これほど感動させるラストは、見たことがありません。
KADOKAWA世界名作シネマ全集〈第12巻〉山田洋次監督セルフ・セレクション「家族」「幸福の黄色いハンカチ」
このシリーズを1巻からずっと購入してきている関係で、この商品も購入しました。
正直、山田洋次監督というと「寅さんシリーズ」というイメージが強かったのですが、
(寅さんシリーズも1作としてまともに見たことが無い初心者…)
折角購入したのだからと腰を据えてこの商品に収録されている「幸福の黄色いハンカチ」
と「家族」を初めて鑑賞しました。…素晴らしい。
個々の作品の良さは改めて私のような者が語ることでは無いのでしょう。
それに加えて、爽やかな「幸福の黄色いハンカチ」と重い「家族」の組み合わせが
素晴らしいと思います。2本続けて見てしまいました。とてもいいバランスです。素晴らしい。
個人的にはこのシリーズの中で最もお勧めしたい一冊です。
このシリーズのいいところは、こういうあまり触れたことのないジャンルにも
まんべんなく触れられるところでしょう。