【Z Score Project】冠動脈検査時の機器の設定-3/3
冠動脈超音波検査に纏わる「Z Score Project」の目的は、国際標準となる小児の冠動脈内径の標準曲線をLMS法によ り作成し、体表面積ごとにZスコアを計算可能にすることです。このことにより、以下の ような意義が導かれると期待するものです。 1)小児の体格に合わせた冠動脈内径の標準値を作成することで、冠動脈が拡大、狭窄す る疾患である川崎病の診断、治療、研究の基礎的資料となる。 2)川崎病の診断、治療、研究の発展に不可欠な資料となる。 3)多施設における冠動脈超音波検査の標準化が図れ、精度の高い多施設共同研究が実施 可能となる。 日本川崎病学会 小児冠動脈内径標準値作成小委員会委員長 佐地 勉[東邦大学医療センター大森病院小児科教授] 研究代表者 布施 茂登[NTT東日本札幌病院小児科 医長] 研究事務局 布施 茂登[NTT東日本札幌病院 小児科] 小林 徹[群馬大学大学院小児科学分野] データセンター 坂本なほ子[国立成育医療センター研究所成育社会医学研究部成育疫学研究室] 委員新垣義夫、小川俊一、賀藤 均、小林 徹、坂本なほ子、濱岡建城、布施茂登・公式サイト raise.umin.jp