テイラ-・オブ・パナマ [DVD]
ピアースブロスナンの最低な人間性と卓越した諜報技術を合わせ持つ役柄は新鮮でボンド役より素晴らしかったです。
今作で改めて彼の役者としての力量を見させてもらった気がします。
一人の仕立屋の頭の中で描いたことが現実へと変わっていく様は面白い。
スケールは小さいが今作でなぜ戦争が儲かるのかなんとなくわかった気がします。
ジェイミーリーカーティスがおばさん顏のくせにトゥルーライズ同様脱ぎたがるのが吐き気を催しますが、それ以外の脇役陣もかなりハイレベルです。
意外性抜群の秀作。
テイラー・オブ・パナマ [Blu-ray]
一人の男が話したあいまいな情報をきっかけに
世界各国を巻き込む大騒動が巻き起こるという
荒唐無稽なストーリーであるにもかかわらず
恐怖と悲しみを感じる点が印象的な作品であります。
まさに「現代的ほら話」といえるでしょう。
吹奏楽決定版101
インストロメンタルが好きな母にプレゼントしました。マーチ、映画音楽、クラシックとありましたが、どれも知っている曲が多くてとても良かったです。母も気に入ってくれました。母はちなみに82歳になりますが、若いときからレコードを買ったりしているほどで、気に入ってくれるか心配でしたが喜んでくれたのでほっとしました。私も聞きましたが良かったです。お気に入りの一つになりました。
NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2012年 01月号 [雑誌]
ジェイソン・デカイレス・テイラーの彫刻には驚きました。展示場所は海底。人物の彫像には海綿や藤壺などが着生したり、頭上を大型魚が泳いでいたりして、摩訶不思議な世界が展開されています。写真が美しく、しばらく見入ってしまいました。
今月号の特集は双子。双子はバイオ医学の研究者にとって、興味深い研究対象だそうです。というのも、個人の成長に影響を与えるのは「遺伝子」か「環境」か解明につながるから。しかし、話は単純ではありません。DNA配列を変えずに遺伝子の働きを制御する仕組み「エピジェネティクス」の存在が明らかにされています。「別々に育った双子に関するミネソタ研究」は世間にセンセーションを巻き起こしました。その結論は遺伝の影響を明確に認めています。一方、一卵性の双子でありながら、まったく異なるペアも存在します。遺伝形質が発現するかしないかはスイッチのオンオフであり、そのスイッチには環境要因も絡んでいるというのが実情に近いと思いました。