金曜日の妻たちへ (〔1〕 下) (角川文庫 (6186))
田園都市線、中央林間を舞台にした3組の夫婦のお話。なんとなくバブリーな頃のお話なので登場人物もトレンディな感じです。読んでいてそんなに疲れなくほのぼの?した感じです
金曜日の妻たちへ DVD-BOX
DVDで観られるとは。シリーズ化されたが、個人的には第一作が一押し。「風に吹かれて」のせつないメロディーとともに、あの場面、この場面が思い出されて、無性に懐かしくなった。
郊外のお洒落な一戸建てに住む三十代から四十代の夫婦三組が織り成す人間模様だが、お互いにしょっちゅう行き来しあう大人の友達関係が、当時学生だった私にはまぶしかった。スキー旅行に出かけた六人が、二人三脚のように肩を組んで歩くシーンが象徴的だった。夫婦の不仲、夫の浮気、友情の危機といったさまざまな波乱をふくんだ関係ながらも、お互いに気心が知れていて、信頼しあった仲間だからこそ、結局はわかりあえる。そんな大人の関係が肌理細やかに描かれている。
泉谷しげるの役所勤め役も必見。個人的には加藤健一事務所の舞台の長年のファンなので、若かりし頃のカトケンさんが三枚目の役で出ているのも要チェック!!
金曜日の妻たちへIII 恋におちて DVD-BOX
どうも不倫ドラマというイメージが付いて回る作品ですが、改めて見直してみると決してそんなことはありません。
基本的には恋愛ドラマであって不倫に至る過程がきちんと描かれていて必然性があります。
小川知子、いしだあゆみ、篠ひろ子、森山良子がみんな持ち味をうまく出していて演技の掛け合いがとても見事です。
小林明子の主題歌もすばらしく「北の国から」ではないですが、曲とイメージがそのまま重なるドラマは数少ないですがこのドラマはまさにそのひとつです。
最近のドラマにはない「純な恋愛」を体感出来るのでお勧めです。
金曜日の妻たちへ 男たちよ元気かい? DVD-BOX
ただただ、高橋惠子が美しかった。
あのなんとも言えない妖しい魅力。
理屈抜きに最高。
ストーリー的には、満艦飾的、展開。
飽きずに楽しめます。
余談ながら、
志穂美悦子 のラストの海岸で走るシーンは美しかったです。
金曜日の妻たちへ〈3〉恋におちて〈上〉 (角川文庫)
3シリーズある中でIIIが一番リアルティがあっておもしろいです。この本が出版された頃は不倫が流行りましたが、それは今でも変わらないことです。せつないけど過去を振り切る3家族の物語です