15YEARS -BEST HIT SELECTION-
PVはCD-EXTRAで3枚目のCDに収録されているのでパソコンで見られます。
「Get Wild」のカヴァーをCDで最初に聴いた印象は曲のアレンジは派手ではないですが、ずいぶん元気なヴォーカルの「Get Wild」と感じました。原曲(TM network)の持つ憂いというか物哀しげな中にも力強さを感じる(TMの)ウツのヴォーカルとは大分異なる印象。
「Get Wild」のPVを見ると、雨天でのライヴ映像が使用されています。globeの3人の様子を見て聴くと歌詞の内容にあってる部分も感じられました。ただ、良い感じと見ていると最後に小室さんによる楽器破壊のパフォーマンスでフェードアウトな感じは、少し複雑な気分になりました。今のタイミングで世に見せて良いものかどうか少し疑問にも思います。
新曲の「Spicy Girls」はサビの部分で曲タイトルを繰り返すなど、楽曲と共に明るめの印象。MARCのラップパートの詞がなんとなく小室さんの心情が表れていると私は感じました。
globeとして15周年は、おめでたいですがこれまで色々ありglobeの新しい曲が今の時期に聴ける事は本当に奇跡的とも感じます。今回の選曲は"カラオケ人気ランキングTOP28曲"なのでglobeファンは幾度と無く聴いていると思います。ですので既存ファンからするとCDの価値は最後の2曲しか無いかと…。
しかし、小室さんとglobeの再スタートを応援の意味で、PVも見れますし高めのシングル+おまけディスクのつもりに思って私は今回購入しました。
あとCDジャケットは「Get Wild」に縁深いシティーハンター原作漫画家の北条司さんが描かれています。似てないですが雰囲気重視ですね。歌詞カードにはglobeのメンバー3人の写真も掲載。
15周年盤のCDは発表したといえどもglobeの本格的な動きは、まだまだこれからだと思うので頑張って欲しいと思います。
アニメ・ミュージック・カプセル「キャッツ・アイ」
TV放映時中学生で、キャッツアイに夢中でした。懐かしい音楽が聴けるとこのCDを購入しました。音楽を聴くと、印象的なシーンが脳裏に思い出され、感慨深いです。数十年前に好きになったキャッツアイですが、今でもその気持ちは変わらず。最高です。
エンジェル・ハート2ndシーズン 2 (ゼノンコミックス)
前巻からの続きの話はとてもいい話でジーンときました。
ですが、笈川の最後には「またか」という気持ちにもなりました。
泣ける話は嫌いじゃないけど、別にエンジェルハートで泣きたいわけじゃありません。
感動できる人情話はこの作品の魅力ですが、同じような手法・流ればっかだと、例えいい話であっても「もういいよ」という気持ちになります。
この巻には少しがっかりしました。
エンジェル・ハート 33 (BUNCH COMICS)
ご存知の通り「週刊コミックバンチ」が休刊し、よって掲載作品もモロにその余波を受けることに……。それはこの「エンジェル・ハート」も例外ではなく、しかし人気もあるこの作品がそうそうなくなる筈もなし。「月刊コミックゼノン」にて、この巻の続きが連載決定です。
今巻は香瑩へと割とマジな感じで愛を捧げる佐久間が、全てをもっていっていった感じ。デキる男を地で行くこの佐久間、なかなかの好男子です。"アノ"りょうでさえ、当人達がいいならまあ−−的な態度、その器が窺えますね。
もっとも当の香瑩の方は、自身の心臓移植による限られた寿命のこともあり、最初からお断りモード。その香瑩の心のありようと佐久間の事情とを絡めての、「ギフト」の話がとても良かったです。こういう考え方、生き方もあるのだと読んでいてとても感銘を受けました。
今回の掲載誌にまつわるゴタゴタに、どうも北条先生はあまり関わりたくないご様子。まあ、漫画家さんはいい作品を描くことだけに集中していたいですよね、そりゃ……。どうか「月刊コミックゼノン」にと移られても、これまでと変わらない作品をと読者としても願ってやみません。2ndシーズン、心待ちにしております!
エンジェル・ハート2ndシーズン 1 (ゼノンコミックス)
実質、これはそういう本です。実際1ページストーリーダイジェストがあるのみで、紹介話的なあらすじの話みたいなものすらこの巻にはありません。正しくこれは掲載雑誌を「コミック・ゼノン」へと移し、そしてまた始まったりょうと香瑩の物語――「エンジェル・ハート」のその続編です。
そんなまた時を刻み始めた物語は、愛し合っているのになかなか上手くいかない男女のその仲をとりもとうというそんな話が2つ。香瑩の突っ走りぶりと、一歩引いた大人の貫禄と実感の伴ったりょうの対応の差が際立つ話だったと思います。好きなんだから共にいればいい、率直にそう思う香瑩に対し男女の仲はそう単純なことではない、そう思うりょうというこのコンビはホントいいバランスですよね。
色々出版界も厳しい中、面白い物語が掲載雑誌が変わったにしろこうしてまた続いてくれたのは本当に嬉しいことです。北条先生のモチベーションも文を読む限り高いようですし、「1stシーズン」同様「2ndシーズン」も期待出来そうです!