こんな本にはまってしまっていいのだろうかと思いつつ、
読むのを止められない!
とにかくこの実在の登場人物達が織り成すドラマが
すばらしい。知らないうちに自分も「テツ」になってます。
旅に出たくなる本のナンバーワンです。
ちなみにわたしの実家はかの高千穂線の終点の町。
いまは廃線のピンチですが、ぜひこのコンビにあのすごい高千穂線まで
きてほしいです。ぜひ!
ページをめくる度に「そうそう、あったあった」と懐かしく昔を思い出しながら読ませていただきました。
そろそろネタ切れか?と思いつつ、今回はアイドルや「電車でGO!」の開発担当者、
鉄道フォトライターの矢野直美さんが登場したり、笠井アナの奥様が
息子と友達連れてきたりする辺りがズルイ。
けれど他の人の目を通して描かれる横見さんは毎回違った表情を見せてくれて面白いです。
「横見さんは表現が下手だから、他の人が代弁する」という手法はどうやら当たったようです。
だから私のような鉄道に何の知識もない人間にも楽しく読めるのでしょう。
個人的には、噂には聞いているけどどうも行きづらい「バー銀座パノラマ」
が出てきて興味深かったです。
思ったより敷居は高くなさそうで…一度寄ってみたいと思いました。
氏のちょっとしたファンで短編集もいくらかもってるが、もうちょっと漫画映えする作品あると思うけどなあ?熊の木本線、北極王などは結構良かったですが。まぁ、でも読む価値はあるとは思います。
鉄道マニアと、旅には興味があるが鉄道には特には興味のない漫画家キクチさんによる、鉄道マンガ。
関心の対象の違う人たちが一緒に旅行をするとどのようになるかが良く分かる。
とにかくキクチさんが辛そう。
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