この組立キットはとてもよく出来ていると思います。 安全面で良かったのは中に方位磁石が入っていますが磁針を乗せるピンにケガをしないようスポンジ状の緩衝材がセロテープで貼りつけてありました。 またこの商品は細かな心使いがありコイルを巻くエナメル線のエナメルを剥がす際に使用する紙やすりも同梱されており、至れりつくせりの感がしました。 これだけの内容で価格が672円とは有り難いことです。 特に電機子を自作しようとすると工作も面倒ですがこのキットではコイルを巻くだけで出来上がります。 まだ全部は実験していませんがお買い得品と思います。 電池ボックスなどもスイッチ付になっており、この部分だけでも他の実験に流用できる便利なものです。 電磁誘導作用は理論的には微分、積分の計算式があり難しいものですが手軽に理解できるキットとしてうってつけの教材と 思います。
超伝導に関するやさしい書物自体あまりないと思うのですが、この本では”超伝導って何?”という基本的なところから超伝導の歴史、”なぜ超伝導になるの?”という難しいところにも触れつつ、最後には超伝導技術を用いた最先端の技術や研究が、イラストを多く取り入れてやさしく紹介されています。 この本を読めば、超伝導について一通りの理解を得ることができると思います。
これは、良いです。
フレミングの左手の法則を確認し、実感するには格好の教材です。
組み立ては簡単です。
レールは紙製なので、耐久性はまったくありません。耐久性を求める人は買ってはいけません。
磁石は、粗末な強力磁石なので、実験を行うと手が黒くなってしまいます。
また、この磁石はちょっときれいにしてから、使わないと、磁石を固定する両面テープの粘着力に影響します。
磁石を固定する両面テープは自分で別途購入して用意する必要があります。
超伝導のリニアモーター実験ではないので誤解しないでくださいね。この値段ですから。
現代の若者が社会に対して閉塞感を持っているのは科学が行き詰っているからです。
戦後、科学の進歩が経済を動かし、日本は驚異的な復興を遂げました。当時の科学技術の進歩によってテレビ、冷蔵庫、洗濯機の3種の神器を手に入れるべく若者はがむしゃらに働き、結果それが経済を支えました。そして子どもたちは将来、空飛ぶ乗り物で世の中があふれかえっているだろうと夢見ていました。
あれから40年、まだ空飛ぶ乗り物はありません。3種の神器もマイナーチェンジを繰り返すだけで基本的には変わらず、機能が増えてむしろ使いづらいという側面もあります。そしてあれからまだ一回も月に行っていません。タイムマシンもありません。
科学の定義とは観察し、実験し、応用することです。
応用されたものが私たちが身近に利用するものですが、観察するのは常に科学者の目です。
顕微鏡や望遠鏡を使っても人間の目に見えなければ、科学は行き詰ってしまいます。
ですからいまだに宇宙が何なのかわかりません。
科学者の末席に身を置くものなら誰しも、見たい、聴きたい、知りたいという純然たる知的探究心という究極のエゴイズムによって動かされているところがありますので、ひょっとすると画期的な発見をすることもあるかもしれません。
ただ、現行の科学を否定せずして、科学の発展はあり得ません。カツオの刺身はワサビ醤油で食べるものだと思い込んでいたのがそれを否定してマヨネーズで食べるとはるかにおいしい発見があるのと同じように。
科学は万能ではありません。
得られるものもあれば、決して得られないものもあります。このインターネットと同じように。
学会という権威主義に依存していたのでは、やがて科学は行き詰るでしょう。
生物の多様性もさることながら科学者自身の多様性も必要なことを忘れてはいけません。
大の電車好きの息子(幼稚園年長)のために購入しました。
フォト絵本は持ち運びには便利ですが、電車が好きで好きでたまらない、というお子さんだったら、きっと何冊も買う事になってしまいがちではないかと思います。(我が家もそうです。)
この本はタイトルどおり、本当に電車がいっぱい載っています。
新幹線、特急列車(JR、私鉄)、いろいろな電車・列車、地下鉄やモノレール、といった具合に分かれていて見やすく、写真がまたかっこいい。
内容的にも、
●この本の子ども向きの文字表記は、原則として、小学校二年生までの漢字を使用し、すべてにふり仮名をつけてあります。
●その他に、地名、鉄道の路線名、鉄道会社名は漢字を使用し、すべてにふりかなをつけてあります。
●固有名詞である特急電車などの名前は、漢字使用を列車名どおりにしてあります(「スーパーおおぞら」「リゾート踊り子」など)。
(表紙裏、前書き部分より一部引用)
というように、ひらがなを読めるようになったお子さんなら、苦もなく読めると思います。
もちろん、写真を眺めるだけでも十分楽しめると思います。
色とりどりの電車の写真と、その列車についてのコメント、鉄道に関する豆知識もいくつか載っていて、子供向けの図鑑としては充実しているのではないかと思います。
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