まず、私はハワイアンミュージックは殆ど知らないのでこのアーティストのこともまったく知りません。 その筋ではかなり有名なアルバムらしいのですが、ふと目に付いた可愛らしいジャケットに惹かれて買ってしまいました。
基本的にアコースティックではあるが、全編ただ単に静かでまったりしているだけではありません。 時にソウルのように情熱的に歌い上げたり、R&R風のユニークな曲もあります。 昼にまったりと、夜はしっぽりと聴きたい。どんなシーンでもはまってしまいます。 あとこの人メチャクチャ歌上手いです。
ハワイアン、AORといった解説がみられますがそんなの関係ないです。 いつもロック一辺倒しか聴かないような私でもこのアルバムは気付いたら再生しちゃってます。 大変素晴らしいアルバムですが、大手からの発売ではないので廃盤にならないうちに是非聴いてみてください。
今度こそはと期待していたので、分厚い「解説書」や演奏している人たちがとても楽しそうなDVDを見て、ずっこけた。 難しいことはよく分からないけれど、待ちこがれたオモチャだと思って開けたらたくさんの図書券だった。 サンタさま、どうか次に会える時は楽しいオモチャをド真ん中にお願いします!
多分、自分が購入した音楽作品の中で、一番不思議で、多彩で、美しく、楽しい音楽です。ジャズ・ジョンケージ・ミュージックコンクレート・スティールパン・トリニダードのフィールドレコーディング(地元のおじさんの唄)等々…。ばらばらにちりばめられているようで、全体としてはヤン富田ワールドとしか言いようのないものになっています。自分的にはスティールパンのソロ演奏が最高ですね!確かに現地での演奏とはあまりにかけ離れた印象です、ヤン富田流のわびさびを感じさせます。
これはヤンさんが当時限定で作ったライブ盤の再発です。このライブ盤ではそのライブの時に起こった偶然の出来事を記録しています。ブレイクビーツなドラムに合わせてヤンさんがラジオのチューニングをして全く予期せぬ偶然電波が捕えた音をライブで流したり(これはやはり現代音楽の故ジョンケージが実践したライブエレクトロニクスの影響が大きい)とかなり難そうですがさらっと今の音楽で聞かせてしまうヤンさんの凄さ再確認しました。この人はほんと博士みたいだな!
ヤン富田が作った空想の女性ボーカルユニット(実は写真にもあるこのボーカル担当になってるかわいい女の子は女優でして彼女が歌ってるんではありません。ただのイメージなんです。)の唯一のアルバムです。キャロラインの声も本当は作られた少女の声なんですよ。そこが!ヤンさんの凄いとこです。やはりこの人普通のことはしないですね。観点が面白いな!
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