ローマの送りバントおんくんのフランキー時事評論
ここを友達に教える
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90年代セリエAのトッププレイヤーのプレーを見たい人は買って後悔なしです。
ぐるぐるポンちゃん (1) (講談社コミックスフレンドB (1091巻))
KCコミックスって苦手なんですけど、この本は、友達が1巻だけくれて(悪魔)。
そしたら意外にも面白くて全巻買ってしまいました。
ハッピーエンドじゃないほうが自然だったかも知れませんが、無難にハッピーエンド。いいと思います。
パルテノン銀座通り
“架空の○○”というネタは昔からミュージシャンの遊び心を刺激する定番ではあるが、ここでは“架空の県”である。但し元ネタが他者の作品であるゆえの気遣いか、歌詞に説明的な部分が目立つ。ここはリスナーを信用して、または歌詞カードで解説するなどして、もう一歩踏み込んでもよかったのではないか。
知久寿焼と石川浩司の両者のキャラクターはもともとギャグ漫画との親和性が高いのですんなりと“ぷりぷり県”という世界に入り込んでいるが、滝本晃司はあくまで“たまの滝本”というスタンスで屹立している。傘を差して佇む紳士の足許で子供二人が騒いで遊んでいる、ようにも見える。煮え切らないなあ滝本さん、とも言えるが、漫画の人気という一過性のものが時間の経過によって拭い取られたあとに“たまの世界”として普遍的に聴けるのは寧ろその滝本作品である。一方で知久、石川の作品のうちいくつかは、漫画のネタをなぞって音楽作品にしただけ、と言わざるを得ないものもある。つまり総合的に見て、“たま”と“ぷりぷり県”が融合しきっておらず、たま寄りの部分とぷりぷり県寄りの部分とに分離してしまっている、という印象である。
漫画のイメージアルバムであるためアピールする対象を?みにくかったのか。全8曲というやや短いヴォリュームも含め、物足りなさは否めない。実は本作発表時のライヴを見る機会があったのだが、収録曲以外にもぷりぷり県ネタの曲が披露されていてそれらも悪い出来ではなかったと思うのだが、何故アルバムに入れなかったのだろうか。
ザ・ビートルズで言えば『イエロー・サブマリン』、サザンオールスターズで言えば『稲村ジェーン』。作品の性質上しかたないけれども、決して駄作ではないが、間違っても代表作には挙げられないだろう。
ところで、改めて今聴き返しても、滝本による表題曲は吉田拓郎みたいでなんかおかしくなる。
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