おなじみ、大きなかぶ! よいしょ、よいしょ!と言いながら、とても楽しい絵本。 たまたま、おかあさんといっしょでも、おおきなかぶの歌をやっていて、 今では歌いながら読んでいます。 みんなで力を合わせることの嬉しさを、知らず知らずに感じることが出来る とてもいい絵本だと思います。
いっぽんの木をじっと見たことがありますか?
木はいろいろなことを語りかけてくれるのです。
彫刻家、佐藤忠良が描く木への賛歌。
おおきな木は なにを かんがえているのかな
おおきな木を えに かくと
おおきな木は いろいろ はなしてくれる
鉛筆で描かれた木。
見上げるほど大きくて、 ごつごつしている木。
地面からはみだしている根っこ。
今、心が傷つき、痛んでいるときに読んだら、
なんだか ふわ〜っと大きな木に包まれているような。
芽ぶきの春にむけて、
再生の春にむけて、
4ページをつかった
“うっひゃあっ”のように
たくましくなれますように。
冬の日、子どものいない老夫婦が雪で作った「ゆきむすめ」は、不思議なことに本物の女の子になり、年々美しく成長していきますが、ある夏の日、友だちと外へ出かけて……。
古典的名作『おおきなかぶ』と同じ内田さんと佐藤忠良さんの合作によるロシア民話。おじいさんおばあさんの仕草のすべてに、可憐なゆきむすめへの愛情が惜しみなく描きこまれています。そして、凍てつくロシアの冬、春を迎えた大地の広さ、無邪気で愛らしい少女たちと、短かいながらも、映画を見るような趣まで伝わってきます。
でも、雪から生まれたゆきむすめは、「おひさまがこわい」。突然の悲しい結末……。それでも、日本人なら、このはかなさ、切なさはよく理解できる気がしました。
佐藤忠良の人柄が見える一冊。アーティストというよりは職人気質な印象。若き芸術家を目指す人なら、この本を読み偉大な彫刻家の人生を知れば感じることがあるはず。
壮大な105話という大河ドラマ並の近未来SF作品であった名作「科学忍者隊ガッチャマン」が終了し、ファンやメディアなどから続編を作って欲しいとの要望に答え、きっかり4年後に放映されたのがこの「科学忍者隊ガッチャマン2」という作品です。
個人的に「科学忍者隊ガッチャマン」は105話で終っていますが、既に32年前の作品なので「2」に対し目くじらを立てずに見れるようになりましたが、やはり第1作には勝てないなぁ〜と思えるところが多々あります。
まずメカニックの面ですがニューゴッドフェニックス等、Gメカが近未来的で洗練されたデザインから芸術とは程遠い機首に鳥の顔をあしらった単なる濃いデザインとなり魅力が半減したのと、ゴッドフェニックス母機であるG−5号機等、大型機の操縦に長けていた「みみずくの竜」のパート1での木目細かな設定がパート2で生かされていない(やっぱり竜個人のメカだったらホーンドタンクなんかじゃなくニューゴッドフェニックス本体がG−5号機で良かった)、更に各メカの偽装が無い等(忍者隊はほとんどGタウンに住んでるから各メカの偽装は必要無いかもしれないが・・)、残念でした。
更に脚本ですが、前作の最終回で瀕死状態のまま行方不明と思われたジョーが元ギャラクターの医学者の手術によって復活したストーリーの為、ジョーが主役となってしまい偏った内容だったのが少し残念だったが、前作で忍者隊1人1人の過去を描ききってしまった為こういったストーリーになったのは致し方ないのかもと今では思います。
演出については前作を凌ぐようなところは無く、面白いところでは、第23話『北極に消えた愛』で報道陣が周りにいるにも関わらずケンがバードスタイルの状態で中学生時の恩師(シモムラ先生)に「ワシオ・ケンです、シモムラ先生気をつけて・・・」と言って冒険家となった恩師を見送る際、恩師もバードスタイルのケンに対し「君は今、国際科学技術庁で働いているそうだね・・・」と申し向けるシーン等、変な所もあるので、なんだかなぁ〜〜と思ってしまいます(正体バレバレじゃないかぁ〜、ケンが私服であったら別に悪くないシーンなのだが・・・たぶん演出側と作画側との連携不足によるミスと思われる)。
後、音楽(劇中のBGM)についてはバリエーション不足(曲の種類が少ない)だったのと「これ!」といった名曲(前作でのボブ佐久間の音楽が秀逸であった為比較してしまう)が無かった。
そして全体的に作画のバラツキ(作画の良い時と悪い時の差がある)があったのがガッカリでしたね。
この「科学忍者隊ガッチャマン2」という作品!前作のスタッフを集めるのに苦労したそうですが、正に新旧スタッフにより苦労した感が映像に出ていると思いますので今こそこのDVDでそこらを確かめて見るのもオツなものかと思います。
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