この名作選、やっと入手できました。
赤ん坊少女=タマミちゃんは、思ったより
怖いキャラではなく、どっちかって言えば、こんな姿で生まれて
かわいそうです。醜い者が、美しい者を徹底的にいぢめる、と
いう、ある種のねじれたカタルシスを得られて、おもしろい作品。
『赤ん坊少女』では、田舎に行ったあたり、バッグの中に忍び込んで・・
あたりから、ちょっと話がだれてきましたが、ギロチンみたいな
台が出てきたあたり、楳図先生、こういう仕掛け研究してたんだな、
という妙な感心をしたりして読んでいました。
『黒いねこ面』は、本文庫の多くのページをさいている中編で、
時代劇の化け猫屋敷ものが、後半、時を経て現代の復讐劇に
展開する、という、当時の少女漫画のレベルを凌ぐ、壮大な劇画
になっていて、私のお気に入りです。壁に塗り込められた多数の・・
という発想もすごいけど、コマ割や表現、描写が、今どきの
ハリウッドB級ホラー映画もかくありなん、と思えるほど、その先進性
先見性は、驚異的なものがあり、楳図先生の天才にびっくりします。
貴重な1冊で手元にいつまでもおいて、また時々読み返したい
作品です。
ポップンミュージックもココから始まりました^^皆さんもココからポップンの世界はまりませんか?
<参考までに・・・>
万能文化猫娘のアニメは3つあります
・(初代OVA) 万能文化猫娘 PHASE 01〜06
・(TV版) 万能文化猫娘 第1〜12話
・(二代目OVA)万能文化猫娘 DASH!
<このCDについて>
このCDは(TV版)のヴォーカル集&サントラです。
各キャラが歌った曲が入っていますが、歌詞カードと
アニメを見比べ(聞き比べ)てみると、アニメでは
さらにこのCDの曲がアレンジされていることが分かります。
私のお気に入りは「MIT(ミシマインダストリィ)のうた」です。
カッコイイです!悪の秘密組織!地球支配をもくろむミシマの若社長!
後はオープニング曲「Fine colorday」とエンディング曲
「おやすみなさい 明日はおはよう」がフルサイズで入っているのも
いいですね。これでカラオケもバッチリです(笑)
前作のシステムを大幅に見直した3作目、戦闘シーンの改善は目を見張る ものがあるし、全体的なシステムも悪くない。その分味方ユニットの数 に制限があったりするが、シリーズ全般的にキャラが多すぎる傾向が あるので、むしろ少ない方がいいのかもしれない。 システムで一番面白かったのは、戦闘中、敵パイロットを追い出す 事でヴァンツァーをぶんどることが出来た点。これは新鮮で面白かった。 で、本作で一番問題なのはシナリオ、リアルな世界観の中に突如として 現れる画に描いたような後先を考えない熱血漢のヒーロー、その妹、 主人公の同僚のイケメン、金持ちのお嬢様、坊ちゃん、女性警察官と 思いきや実はスパイ等、軍人がやたら少ない。 軍人以外が戦闘行動をした場合、戦闘行為の善悪にかかわらずとりあえず そいつらはテロリストである。故に、このゲームの主人公はテロリスト! 実際に警察に追われ海外に逃亡する。 そして、世界を救わなくてはいけないと勝手に思ったテロリスト達は 仲間を現地調達しながら世界中を荒らしまくる。 で、結局そのままテロリストとして、世界中で戦闘行為を繰り返し、 世界を救ってしまうのだが、これはありなのだろうか?無しだろう。 訓練を受けていない女子大生がヴァンツァーを操縦して戦闘したり、 警察用ヴァンツァー(パトヴァンツァー?)があったり、 ヴァンツァーの大きさがまた変わった等(今回はパトレイバー並み)、 設定上やっては行けないと思われることをやりまくっている。
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