タイトル叫ぶ主題歌はいいですね。
最近のおしゃれなアニメ主題歌よりも断然熱いですよ。
近年のアニソンシーンを語る上では絶対に外せない、
「サイラバ」ことサイキックラバー待望のファーストアルバムが登場です!!
今まで「そろそろ彼らのアルバムも聴いてみたいなぁ」と思っていたのですが、
本当、「待ってたよ…」って感じで感慨深いものがあります。
おなじみ「デカレンジャー」のOPはもちろんの事、
「TRANSFORMER-Dream Again-」(「トランスフォーマー・マイクロン伝説」OP)もあり、
最新曲「XTC」(ウィッチブレイドOP曲)もありと、
まさにサイラバの進化の足跡が凝縮された1枚です。
(個人的には「いつも手の中に」(「住めば都のコスモス荘」OP)も
入ってたらもっといいかなぁ。これもいい曲なので・笑)
いずれにせよ、ファンにとっては待ちに待った1st Album!
ぜひ手に取って、その凄さを体感してみてください!
冷酷非情な北方将軍ノーザの猛攻を前に大破する大空魔竜。
しかし、仲間達は勝利を信じ1人1人が己の戦場で戦い続ける。
その姿に勝機を見出したダイヤは、ガイキングの封印されし力を発動させる。
鍛錬を続けて来た年月とその信念に全てを賭けて・・・
「フェイスオープン!!」
旧作で”泣く子も大泣き”したこのギミックが、新作でどのように生まれ変わるか?
大地を砕き、大気を震撼させ、2つの炎がぶつかり合う凄まじき死闘を心に刻め!!
サイキックラバー3枚目のベスト盤。今回のCDの方の収録曲はどちらかというと挿入歌として作られたものが多く、それで曲数を埋めている印象。もちろん挿入歌だからといってよくない曲なんてことは全くない。むしろいい曲が多いのだが、知名度や印象が薄い感じは否めないところだろう。以前の「冒険王ビィト!」や「鼓動-get closer-」のようにすごくいい曲なのにもったいないと思えることも多かった。もちろん、今回も熱い魂を震わすサイラバ調は少しも変わらず健在だ。
さて、視聴してみてこれはイイ!と思ったのが付属のライブDVD。まだライブビデオのソフトが出ていないサイラバなので(何故?)映像は見たことがない人も多いのでは? 以前からのメジャーな曲は大体網羅されているし、ライブになっても曲は下手になったりせず、むしろテンションは上がっている。(それが当然と思われるかもしれないが、ライブになると急に下手になるバンドは結構ある) ライブらしく、YOFFYが着替えで手こずって「SWAT ON デカレンジャー」の開始に遅れそうになるハプニングもあったり、IMAJOが全曲ほとんど同じギターを使っていてアコースティクの入る曲では2つのギターを交互に弾いていたりするシーンも面白い。ドラムスが大ベテラン、SOUL TOULが務めていたりするのも意外。最後には2人が衣装を着替えて「侍戦隊シンケンジャー」を歌ったりする。皆で「アッパレ!」ポーズをキメるのも可笑しい。とにかく、聴いていて楽しく、熱く、拳を振り上げたくなるシーンばかりだ。このDVDがCDの付属品で、普通のCDよりはちょっと値段は高いかもしれないが、内容からするとすごくお買い得だと思う。最近はサイラバはアニソン関係の番組にも出演したりしているので興味を持った人にはぜひこのDVDを見て欲しい。
バランスとして、コミカルな曲・シリアスな曲が多く、カッコイイ曲は少な目な感じ。
ま、ここぞ!という時は主題歌を使っちゃってるから。
一番期待してた曲「29. 炎の巨人・ガイキング合体!」が期待通りでなかった。
劇中では、ルルの号令でパート1/パート2が飛んできて合体となる間の十数秒程のものかと思うが、この曲は2分。
劇中で使われている部分は、これの前半とか後半とかではなく、所々をつないだものの様。
劇中のイメージで聞くと、途中途中に余計なフレーズが入って間延びした感じ。いつまでたっても合体できない。
サントラファンとしては、劇中で使われている通りのイメージで聞きたい。
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