まず最初にお断りしておきますが、私はこのDVDを『ももクロ』目当てで購入しました。
この作品(DVD)は、日本テレビにて2010年10月10日から2011年1月22日まで全12回放送されていた、
深夜番組「アイドルちん」を収録した作品です。
TVの本放送と大きく変わっている点は無いと思いますが、TV放送を見逃した人には必見でしょう。
内容は、今売り出し中のアイドルたちの奮闘を、有吉演ずる足長”オジサマ"がいじり倒す、といった構図になっています。
僅か3ヶ月、全12回の放送でしたが、比較的早い段階でアイドルたちの役割(キャラ)がはっきりするので、
回が進むにつれ、各自のカット数(TVへの露出)の違いがはっきり出てきます。
純粋に出演しているアイドルのファンの方にはオススメ出来る作品となっています。
一番上手く個性を引き出されて面白かったのは、グラビアアイドルの皆さんだったでしょう。
個人的に残念のなのは、
『ももクロ』が出ていないことがあったり、出ていても全員そろっていなかった事があったこと。
メンバー6人全員のキャラが全部出し切れていない点です。
まあ、この点に関しては番組の構成や時間的に仕方のないところもありますが、勿体無いと思います。
リーダーの夏菜子ちゃんは、萌えキャラより、天然ボケキャラ(&実は恥ずかしがり屋)を出したほうが面白いのに。
でも、モモカちゃんは良いキャラ引き出されていました。
私は大山ドラえもん世代で、大山ドラえもん時代の大ファンでした。
声優陣の一新や、旧作品のリメイクということで、(旧魔界大冒険は特にお気に入りの作品ということもあり)
かなりの偏見と差別心を抱えて覚悟し鑑賞しました。
しかし、正直言って作品的にはそこそこ面白かったとおもいます。
話の構成も思ったよりは上手くリメイクされ、映像も現代らしい綺麗なアニメーションでした。
しかしですが・・・
正直、大山ドラえもんと比べ、ドラえもんに知的な部分が感じられませんでした。
全体的に落ち着きが無く、『頼れる存在』としては若干足りないキャラクターになってしまったように思えます。
のび太や他のキャラクターも毎回のリアクションや演出が大き過ぎるように感じました。
それでいてリアクションの割りに存在感が薄く、個々のキャラクターが活かしきれてない雰囲気も感じられました。
旧世代のファンなら当然、旧魔界大冒険と比べてしまうのは必然だと思います。
出来杉くんの魔法文明回想シーンカットや、メドューサの追撃シーンの怖い演出部分の薄さ、人魚達の歌や旧魔界大冒険での印象的な台詞なども含まれてなかった点も残念に思いました。
『不死身でもなんでも!魔王を倒さなければ地球は救われないの!!』
『千里、千年を見通す予知の眼よ!告げよ!魔界に入り魔王を倒す選ばれし勇者たちを!!』
この台詞が凄く好きだったんですが・・・残念です・・・
そして、今回ドラえもんを見て改めて重要に感じたのがやはり、『エンディング曲』です。
過去の作品においても、武田鉄也さん贈る『だからみんなで』『少年期』『天までとどけ』『夢のゆくえ』などなど
曲もドラえもん映画において重大な要素であることを再認識させられました。
今回の映画の曲を、どのように選曲されたのかはスタッフのみぞ知るというところですが・・・・ミスマッチなのです・・・
けして最後まで感動的に終劇を見送れる曲ではありませんでした・・・
長々と酷評部分を書き、決してお世辞にもこの作品を100点などとは到底言えません、90点とも80点とも言えません・・・
ですが、旧世代ファンも偏見を捨て、暖かい目で見れば楽しめる作品と感じました。
しかし、オリジナルではなく、この作品のリメイクに挑んだスタッフのミスだけは確実だと思います。
木村大さんの17歳の時の演奏から始まり、 全体を通して若さあふれるエネルギッシュな演奏でした。 海辺のさわやかさ、月明かりの神秘さ… 演奏だけでなく映像的にも惹きつけられるものだったと思います。
コーネル大学経済学部教授のダン・ベンジャミンと著者との共同研究。チェスのワールドオープンと、全米アマチュア選手権で、対局前のプレーヤーに「あなたの最新のレーティングは?」「そのレーティングに自分の実力が反映されていると思うか?」を尋ねた。その結果、現在のレーティングが自分の本当の実力と答えたプレーヤーは21%のみで、75%は過小評価と答え、4%は過大評価と答えた。調査に協力したプレーヤーの平均対局歴は20年で、トーナメント大会の出場は平均13年だった。どのプレーヤーも自信過剰である。
プリンストン大学の政治学者ドミニク・ジョンソンは、第一次世界大戦からイラク戦争までの戦争において、戦争に踏み切る時の境目に分析した。その結果、自ら戦争をしかけて敗北した国は、ほとんど例外なく過剰な自信に陥っていたことが判明した。いずれの場合も、戦争を回避して交渉する余地があったのにもかかわらず、戦争を仕掛けたのである。
アメリカのNPO団体イノセンス・プロジェクトの2009年の発表によれば、裁判で陪審員の誤審の原因の75%以上は、証人による自信をもった発言によって引き起こされる。
「知識の呪い」とは、人が他人の知識を考えるときに、自分の視点を変えられないために起こる。つまり、自分自身が持っている知識を、誤って他の人にも当てはめてしまうからである。
1980年に気象学者のジェローム・チャーバとウィリアム・クラインが、1977年から1979年の2年間にアメリカ国内で発信された15万件以上の降雨予想について調査した。その結果、雨の予報はほぼ完璧に当たっていた。しかし、予報のはずれが多かったのは、予報官が「100%雨!」と予想した時で、実際には90%しか当たらなかった。つまり、「絶対確実」という予報が、一番はずれる確率が高かった。
著者の調査
・効果のなさが科学的に証明されても、いまだに40%の人がモーツァルト効果を信じている。
・「催眠術で証人が事件の細部を正確に思い出せる」と信じている人は61%。
・「普通の人は脳の潜在能力を10%しか使っていない」と思う人は72%。
・サブリミナル効果を信じている人は76%。
どんな錯覚も、私達に自分の能力を過大評価させる。また、全ての錯覚に共通しているのは、自分が簡単にできることを、「自分はうまくできる」と混同することである。
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