鉄のフライパンの次は鉄の中華鍋を買いました。よく熱し油をなじませ野菜炒めを作りました。カンカンに熱した鍋の中で野菜の余分な水分をガンガンとばし出来上がりはパリッとしたお店で食べるような出来上がりにとっても満足しています。やっぱり鉄製ていいな〜と思いました。私は買ってよかったです。
さいとう・たかを『ゴルゴ13』は『ビッグコミック』で連載中の漫画である。一流のスナイパー・ゴルゴ13(デューク東郷)による超人的な暗殺ミッションを描く劇画である。1968年から連載を続けている長寿劇画で、ゴルゴ13がスナイパーの代名詞になっているほど有名な作品である。 第164巻(リイド社、2012年4月5日)は表題作「北京の蝶」と「冤罪許すまじ」「ONE SHOT」を収録する。「北京の蝶」は「北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークで嵐が起こる」というバタフライ効果から付けられたタイトルである。 中国と米国のパワーゲームを背景としたエピソードである。中国に払い下げられた旧ソ連の空母は海上遊園地として利用されていた。だが中国軍は密かに内部を最新鋭艦に改造していた。これを知った米国はゴルゴに依頼する。 「冤罪許すまじ」は死刑囚の無実を信じ、冤罪を主張する弁護士が主人公である。米国・死刑囚はペンシルバニア州の刑務所で強盗殺人の罪で勾留されていた。この弁護士に何故かゴルゴは多額の資金援助をしていた。アメリカの地方コミュニティの閉鎖性・排他性を背景にしたエピソードである。 「ONE SHOT」は弟をゴルゴに殺されたロシアンマフィア幹部の物語である。凄腕のヒットマンと特異な体質の青年の二人を雇いゴルゴ殺害を計画した。ゴルゴは罠とも知らずおびき出されてしまう。 やはり表題作の「北京の蝶」が印象深い。事件には直接絡まず、傍観者にしか過ぎないが、日本の保守政治家を登場させることで物語に厚みを持たせている。この保守政治家は中国を敵視する演説で国民の人気取りをしているが、本音では中国と対決できないことを知っている。国民のルサンチマンのはけ口として中国の脅威を喧伝するに過ぎない。同じように中国の反日デモも体制批判から人民の目を反らすための体制側の策謀であると喝破している。中国の反日運動に本気で立腹し、右傾化する国民が愚かである。 中国には強気な発言で人気取りをする保守政治家であったが、米国には何も言えない対米従属ぶりが描かれる。表向きは国家や民族や主権というものを重視する保守派が対米従属には抵抗しない「雇われ右翼」に過ぎないという日本政治のリアリティを浮き彫りにする。(林田力)
選曲の基準がわからないという方がいますが、
初期の迷いから生まれた「ビールとプリン」、シングルデビュー曲「雨上がり」、メジャーデビュー曲「電話」、メンバーが最も大切にしている日である「3月9日」、初めてストリングスを入れた「南風」、
多くの人に知ってもらうきっかけになった「粉雪」、「太陽の下」、伝説のライブの記憶を蘇らせる「スタンドバイミー」、色々な試みをするきっかけになった曲「明日に架かる橋」、前田さん作曲の名曲「紙ふぶき」、
売れたことによる葛藤を描いた「アイランド」、その葛藤からの答えになった「Wonderful&Beautiful」,
そして新曲2曲(一曲は既に販売されてましたが)と、思いの強い曲を入れようとしたかったのでしょう。
またアイランドは1番の声の加工をなくしたことで、葛藤から解き放たれて一段落したことを意味してると思います。
バンドの方向が初期と変わったことが寂しかったりもしますが、曲の持つ暖かさには変わりはないです。彼らが歩んできた道が分かる作品です。
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