あまりよく覚えていませんので、間違っているかもしれませんが、黄金バットは確かアトランティスで作られた守り神のようなものです。 ある博士が船(新開発の高速船?)で不思議な島に上陸します。そこはアトランティス(?)で、博士たちがやってきたことにより何かのはずみで黄金バットは甦ったのです。 悪役のナゾーは四つ目で、子供心にもかなりインパクトのあるキャラクターでした。今、「笑う犬の発見」のコントの”黄金ナット”は当然、「黄金バット」のパクリで、ナゾーも出てきます。
思えば、子供のころ気に入ったアニメ主題歌があって、もう一度聴きたいと思ったら(ビデオもCDも無い時代だから)再放送を待つか、主題歌のレコードを買うしかない。しかし、レコードはレコードとしての体裁をととのえる為、オンエアで1番まででも2,3番をつけたし、ステレオで録音しなおしたものとなる。よって、微妙に(ものによってはかなり)違った仕上がりになるため、常にがっかりしたものだ。買う方はオンエアそのものが聴きたいのだということを、売る側はわからないのか、わかっていても無視していたのか。
それが40年たってやっとわかってもらえたのか、今回の発売は快挙である。
音が薄いだの、1番しか無いだのという意見は、このCDの意義を全く理解していない発言である。そういう人は再録のCDを買えばいいだけの話である。
続編を切に希望する。
笑う怪人「ワッハマン」。「あさりよしとお」ファンなら誰でも?
知っているあのキャラクターの原点がここにある。
どこか哀愁漂う「笑う怪人」黄金バット。
単なる「ヒーロー」に過ぎないアニメ版とは違う不思議な存在感の
ある謎の男として描かれています。笑い方もこもった感じが独特で
(声優は同じ人なのですが)より不気味さが強調されています。
「1万年の眠りから覚めた」…そうせざるを得なかった男の執念と
狂気を感じさせる俳優「ミスター黄金バット」(OP字幕)です。
そして硬派なアクション。
スピード感はあるがやや軽いアニメ版と違い、重量感のある
「肉体派ヒーロー」を感じさせる殺陣。
上記「ワッハマン」の元ネタが本編や予告に多数存在し、少年時代の
「あさりよしとお」氏に与えたインパクトの大きさもあわせて知ることが
出来ます。
また「興行成績が悪かった」と言い切るには異論があります。
作品評価と興行成績が有った故「次回作」としてアニメ版が
企画されたのであり、2作目が制作中止になった理由は
主にコストや時間の問題ではないかと、私は推定します。
世間全体には「映画からテレビへ」という時代の流れがありました。
手塚治虫氏が始めた「TVアニメ低コスト制作体制」が定着し、
その影響力を無視できなくなった東映が「生き残りを掛けたコストダウン」
を計ったのでしょう。
モノクロ映画ならではの独特の存在感とあわせて、
とにもかくにも必見の名作です。
黄金バットは、あまた存在する正義の味方の中でも 最強だと思う。まず、決して死なない。これは すごいことである。鉄腕アトムは高々10万馬力だが、 黄金バットは、必要に応じて必要なだけパワーがある。 大地に両手を突っ込み、地球を真っ二つに割ることも朝飯前。 マシンガンの攻撃をシルバーバトンで見事に防御してみせるが、 実は弾にあたっても痛くも痒くもないタフさ。 怪物に呑みこまれつつも高笑いを決してやめない余裕さ加減。 そして正義の味方らしからぬいかつい容貌。 そして無口。 暗闇バットの「オマエは何故強いんだ?」に対して曰く、 「それは正義だ。」 究極の正義の味方だ。
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