東武鉄道 魅体験DVDマガジン Vol.1 TOBU WONDERFUL EXPRESS こちらのほうが映像○ 但し現在入手困難東武鉄道 魅体験DVDマガジン Vol.1 TOBU WONDERFUL EXPRESS
今から四十数年前、1967年(昭和42年)の初回発売時に制作しました。 建築物の専門家ではないので各部品について細かい講評は出来ませんが 彫刻が丁寧に作られています。 逆さ柱の彫刻も表現されています。 説明書に従いある程度の着色をしていますが、 屋根は着色済みのままです。 金メッキ品はそのまま使用。 部品数も多く、見ごたえのある模型です。 当時の価格も高価でしたが、優良品を作ったメーカーに高額を支払う価値はあります。 ガラスケースに入れていたため、破損もせず現存しています。 レビューの私の写真をご覧ください。
徳川家康はいかにして「神」となったか。最新の研究成果に基づき、その軌跡を追求していく本である。
一向一揆という宗教的政治力の恐ろしさを痛感した天下人たちは、自らもまた宗教的な思想や装置を政治利用しようと試みた。信長や秀吉は、儒仏道ないまぜの「天道思想」を活用しつつ、自らの行いの正しさは「天」の意思により認められているのだと主張した。けれど彼らの時代の終わりと共に、その「天」の思想に対する信憑性もまた揺らいだ。彼らを反面教師とした家康は、徳川家の崇高な血統を永遠に守護し続ける祖先神へと、自らを神格化していくことを求めた。また彼の子孫やその周囲の人間たちも、それを願った。
キーパーソンは天海である。現世肯定的で世俗のイデオロギーとして機能しやすい天台本覚思想を巧みに応用しつつ、天海は家康を「権現様」として祭り上げることを推進した。吉田神道のように「明神」として祭るのは秀吉の前例からしてダメであり、山王一実神道による新たなる意味づけに価値が見いだされたのである。だが、神格化の思想や装置はそれだけに止まらなかった。祐天ら浄土僧たちが家康を阿弥陀仏の化身あるいは被奉仕者として語ったり、生身仏のような神像や各種の偽書等が製造されることによって、家康という存在は様々な宗教的装いをその身にまとい、一つの「神」と化した。
こうして神格化された家康(権現様)−徳川家は、近世社会においては天皇以上の権威を認められていた対象ではなかったか、と著者は仮説的に述べる。政治権力は無論のこと、その武力と不可分の神聖性が、天皇家も及ばないほどのパワーをふるいつつ、近世的な「神国・仏国」を成り立たしめていたのではなかったか、と。本書を通読し家康=「神」像創作の多彩な戦略を知った上で考えてみれば、このような仮説にはなるほど説得力があるな、と感じ入った次第である。
風水師の仕事をしています。この本を手にした時感動しました。兼ねてから自分で課題としていた結界について分かり易く掲載されていたからです。様々な風水書を見て勉強してみたのですが、この本が1番納得できました。江戸幕府の宰相、天海僧正がどのような風水術を用いて江戸の街を護ったのか?歴史的背景と太閤秀吉の祭祀に行われた結界、平城京から平安京への遷都の時に用いられた結界など感動物です。陰陽道を目指している方にもオススメの1冊です。
現在、国宝の指定件数は、1076件。本書で紹介しているのは、とっておきの153件。古くは縄文のビーナスから近くは江戸時代の鷹見泉石像まで。
各時代毎に代表作品を載せて、ポイントを三つにしぼっている。「いつ頃?」「この時代を読み解くキーワードは?」…平安時代なら〈政治抗争〉「この時代の国宝の特徴は?」…鎌倉時代なら〈運慶・快慶・湛慶〉
見開き2ページ、右に説明文、左にカラー写真と観賞のポイントを示し、コンパクトな構成になっていて、大変見易い。
日本文化の全体像をビジュアルに編集し、鑑賞のポイントや実際に訪れるための旅行ガイドも付す。
国宝鑑賞への招待と言える本書。これだけは知っておきたい国宝鑑賞用語 都道府県別国宝の数は? 見ておきたい国宝…など。
世界文化の見地から価値が高くたぐいない国民の宝に対して指定される「国宝」…仏像、建築物、絵画の国宝を時代別に紹介するガイドブック。鑑賞のポイントや歴史、アクセスなども掲載されていて、親切な本。
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