私はピース〜と溺れるナイフよりこっちの方が好きです。朝倉先生特有の毒はないけど独特な雰囲気とユーモアセンスはそのままで。何より主人公の女の子が可愛くて面白いです。
まずこの本に、溺れるナイフとかその辺の感覚を求めるとまず「えー期待と違うなー」と感じちゃうこと間違いなしです。 濃いキャラクターたちがわっちゃわちゃになる動物園みたいな漫画。 恋愛は今のところまだオマケ程度で、ジョージ自信が自らのキャラー達のめちゃめちゃ具合を楽しんで描いてる感じです。
平凡ポンチの時、「ジョージが誕生日ケーキを独り占めできた子供みたいに喜んで描いてる」みたいなことを、どこかで読んだ気がします。多分これも、そんな感じです。 (ちょっと記憶がおぼろげなので、違うかも。眼鏡日記さんで読んだかもしれないです)
少女漫画だと色々な制限や読者のことを思うが故にはっちゃけきれない部分を、そのまま暴走気味に描いてる漫画だと思いました。 私はたよちゃんやその他のキャラクター達が可愛くて愛しいので、3巻も楽しみです。
変化や成長が目まぐるしい。その空気感を切り取ったすごい少女漫画だ。 夏芽とコウとのやり取りが痛みを経た優しさが目立って嬉しかった。久々に清々しい心の邂逅。苦しむ夏芽を後押しするコウ。自分よりも夏芽と大友に笑っていて欲しいんだろうなと思うと切ない。 一方で夏芽と大友の関係も壁にぶつかりつついい意味で裏切ってくる。思いやりとか、不安や不満をごまかさない素直な恋は強いなと思った。二人ともコウにとっては心のよりどころとして大きいだけに三人の関係性がどう変わっていくのかが気になる。 迷走する一族の元に治まる町に、子供たちは何をもたらすのだろうか。読めば浮雲町にどっぷり浸かってしまいます。
ももいろクローバーZのリーダー、百田夏菜子氏のインタビューのために買いました。写真が14ページ、インタビューの文章が8ページですが、ももクロファンならこれだけのために買う価値があります。
インタビューの内容は、夏菜子氏が業界に入るようになったいきさつから、あかりん脱退後の心境の変化、実はセンターが大好きというわけではないなど、普段の全員で答えるインタビューでは出てこない話が載っています。3歳から新体操をしていたという話は有名(?)ですが、オーディションに合格した後、事務所では演技の練習をしていてダンスの練習はしていなかったということには驚きました。
他にも、あかりん脱退後はしおりんが夏菜子氏の背中を押しているというエピソードも載っていたのですが、普段のイメージからは逆に思えていたので、これも興味深かったです。
ももクロZ以外にもTIGER&BUNNY監督のインタビューや、ピンキージョーンズを作曲したNARASAKIさんがメンバーをしているバンド「特撮」のインタビューも載っており、楽しめました。
とにかく素晴らしい勢いである。 言文一致というか、タッチと構成と内容の全てが青臭く一致していてイイ。くる。 全面支持!
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