バンドスコアを買ったのは久しぶりです。耳コピの答え合わせと記念を兼ねて買いました。こうしてスコアを改めて見ると、聞き取れなかった所が浮かび上がってきます。私が未熟なだけもしれませんが、簡単な中にも深みのあるアレンジだなと思いました。買う価値は大いにあると思います。また、初心者の方に配慮した工夫がなされているのも良いです。中級者にとっても、音楽理論を避けてきた人にはこれが良い取っ掛かりになるかもしれません。
素晴らしいアンサンブルで、久しぶりに「CDを買って良かった」と思いました。 トロンボーンに無縁の人でも、十分に楽しむことのできるアルバムになっています。 この若い方々の、さらなる伸び代に期待して、星4つとさせて頂きました(本当は星4.8にしたかったです)。
フォー・フレッシュメンは最初1948年にインディアナポリス市、バトラー大学の学生兄弟、ロスとドン・バーバーによってハルズ・ハーモナイザーと名付けられたバーバーショップ・スタイル・カルテットが結成されました。ジャズのレパートリーをメインとする"トッパーズ"に改名してアドリブを取り入れたスタイルを確立し、最後にこのフォー・フレッシュメンと改名されました。1950年にはウェストコースト・ビッグバンドの スタン・ケントンの紹介でキャピトル・レコードと契約を結び、次々とシングルヒットを飛ばしました。また、1953〜1958年にかけてダウンビート誌のベストボーカル・グループにも選出されました。その彼等が1955年に録音したものがこのアルバムですが、ベストセラー・アルバムとなり、その後フォー・フレッシュメンのスタイルはジャズコーラスと共に四人の各自が楽器を演奏するユニークなもので、モダンなジャズの領域をより広げて多くの聴衆を惹き付けてきました。
一つの舞台で、アクター、シンガー、オーケストラを全てこなす・・・究極のオペレッタに仕上がってると思います。
ムノツィル・ブラス独特のシュール且つブラックな笑いや
演技の中に・・・
Thomas Ganschの相変わらずの超絶サウンドに驚き・・・
Robert Rotherの絶妙なテクニックに感嘆し・・・
Roman Rindberger フェミニスト演技に笑い・・・
Lenhard Paul の男女を演じ分ける表情に微笑み・・・
Gerhard Fussl のアルペンホルンの妙技に拍手し・・・
Zoltan Kissのダンサー顔負けのダンスに歓声をあげ・・・
Brandstotterの楽器とミュートのギミックにわくわくし・・・
既存のブラスアンサンブルにない、エンターテイメント性を大いに感じました。
前作「SEVEN」より洗練されていて、ある意味「目からうろこの・・・」の作品でした。
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