逆境無頼スナイパーよ~くんのむっちり時事評論

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戦争の日本近現代史 (講談社現代新書) 普通の歴史書は、記述の半分以上が誰がいつ何をしたかに当てられていますが、本書は誰がいつ何をの記述は必要最小限に留め、歴史を動かした人々の考え方がどのように形成されたかを丁寧に解説した本です。また、必要最小限の「誰がいつ何を」も、普通の歴史書に必ずしも述べられていないことも多く、蒙を開かれた感じです。普通、日本の外交の歴史を扱った本はどうしても日本の立場からの記述になりがちですが、本書は一回りも二回りも広い視野で相手国や当時の国際社会の考え方をふまえて日本国の行動理由を説明しています。そしてそれらの説明は非常に納得性の高い内容になっています。

自分の知らなかった知識や考え方を得ることができ、読んでよかったと思える本です。

津軽百年食堂(初回限定生産・DVD2枚組) 一見変哲のない大衆食堂にエピソードを拾ったお話だ。オリエンタルラジオの二人の好演が光っただけでなく、三代目大森哲夫を演じた伊武雅刀が素晴らしい。東北人の土性っ骨を、男親のからりとした息子への愛情を、そして自分が誇りとする蕎麦へのこだわりを、主役級の活躍で魅せる。哲夫の息子で東京に出たものの、定職につけない陽一が哲夫の交通事故をきっかけに弘前に帰ってくる。祖母の願いを入れて蕎麦屋を再開する陽一。短期のつもりで始めた蕎麦屋だったが、故郷弘前での暮らしの中で陽一は都会で磨り減らした何かを取り戻していく。そしてもう一人。カメラマンを目指しながらまだ迷いのある筒井七海、偶然陽一と知り合った彼女もある事件をきっかけに弘前に帰ってくる。郷土を愛し、郷土に誇りを持つ社会に回帰した二人は馴染みの景色、馴染みの顔と出会いながら、生きるエネルギーを取り戻し、それまで曖昧だった自分の立ち位置を踏み固めていく。東北青森の「地縁」の底力、続いてきたものを守ってゆこうという意気込みが、我々が心の奥に仕舞いこんでしまった古い魂を震わせる。この作品、幕間もうまい。作品に挟み込んだ岩木山の映像がとても印象的、原風景の意味と重さが味わいを補強する。ありふれた暮らしをありのまま撮ったような作品だが、見終わったとき、満足感がじわり湧き上がる好作品だ。
矢代秋雄:ピアノ協奏曲(1967 初演 中村紘子/NHK交響楽団)/2本のフルートとピアノのためのソナタ(1958 放送初演 吉田雅夫/高橋安治/田辺緑)/ピアノ・ソナタ(1961改訂版 初演 山岡優子) 音源としては価値があるが、このシリーズ4枚に共通して言えるのは、解説がダメ。初演者の情報など、当然のことが欠落している。大方、無能な音楽評論家に執筆を依頼したのだろうが、Wiki以下のレベルの解説である。演奏は素晴らしいからこそ残念だ。「このようなCDを後世に残す使命を感じた」などど大風呂敷を広げるのなら、行間の隙間のある解説など止めて、できる限りの詳細の解説が欲しかった。1000円の安いナクソスとは違うのだから。
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