この巻でゾナハ病の恐ろしさがわかります。 いや、本当にいい作品です。 この巻での鳴海の戦いは凄くいいです。
藤田和日郎さんの漫画はスプリンガルドで知り月光条例を楽しみにしているので店頭で「からくりサーカス」を見たときは間違いないと分かりながらも読んだことなかったので楽しみ半分疑い半分でした。
読んだ感想は最高の漫画です。完結している漫画やから全部一気に読もうと思えば読めるんですが毎月読むほうを選択するつもりですwあ〜続きが気になる
月光条例は巻が進むにつれ面白くなってきますね。今巻一番面白かった。 何がって月光がすごく魅力的に描かれてるわけなんですが、何より何よりセンセイがかっこよすぎます。センセイの生き方、幸福の王子、泣きそうになりました。月光の理解者であり、救世主であることも。 そして、高瀬露。彼女の神秘的な魅力がまさか、ここに辿り着くとは。彼女がだんだんかわいく見えてくるのも、不思議です。ツンデレキャラですが、藤田先生の描く線は感情や躍動感たっぷりで太いのですが、女性の美しさをさらに際立たせます。工藤さんのアップ、ストーリーも重ねて素敵でした。 月光条例は、うしおやからくりとはまた別角度からのアプローチと思いますが、藤田先生の魅力はやはり、人間くさく事故犠牲のヒーローが、運命に翻弄されながら神秘的な世界で戦うかっこよさであり、それは変わりません。また悲劇を描かせたらこれほどこの絵が最高だと思わせることができる人はいないだろうと思う稀有な漫画家であり日本の代表的な漫画家と言えるのではないでしょうか。 あと各話のタイトルがいつもかっこいいなと思います。登場人物のセリフも、かっこいいです。月光条例まだまだ楽しめそうです!
コンビニで見つけたので買いました。 こちらはコンビニコミックになります。
聞いたことのないタイトルだったので軽く読んでみると 藤田先生の今までの短編や「うしおととら」や「月光条例」の中の短いエピソードが書いております。 僕は最近、藤田先生の作品を良く読むようになってたので、すぐに購入しました。
藤田先生の作品が好きな人や初めて読むというかたにも楽しめると思います。 ちなみ在庫があればですが書店で注文という形でもご購入ができます。
『からくり』編と『サーカス』編が、相互に展開しながら進むストーリー構成になっている、このマンガ。ついに、からくり編スタート。シンプルな少年漫画の代表者のように言われるけど、どうしてどうして藤田さんのストーリーの複雑さは、円熟味をましてますねぇ。 全世界をまたにかける謎の組織『しろがね』その、組織のおこす事件には各国政府上層部も、沈黙するという。その「しろがね」がはじめて本格的に姿を現す巻です。『うしおととら』の宗教団体もそうだったけど、目的のために縛られた秘密結社や組織を、作者の藤田さんは良く描く。目的に縛られることのおろかさ、悲しさ・・・・そしてかっこよさ、いろいろなものをほんとうまく描きだす。傑作ですね。
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