なんだろう? 古臭いし、展開読めるし 本当にべたなんだけど、 大好きな作品です。 恋愛拒否症の人は一見の価値ありです。 冷たくて固くなった心が温かくなります。
グッバイガールは、 25〜30年(当時11〜15歳)前ぐらいに、 ラジオで聴いた瞬間に聴き惚れて、 慌ててカセットテープに録音した名曲中の名曲で、 私がラジオにハマっていた10代前半の時代の『思い出の歌』です。
しかし年を重ねてカセットテープがイカレていまい、 曲名も歌手名も分からなかったので、 CDを探そうにも探す方法すら見つからず、 ずっと途方に暮れてました。
で、つい最近、テレビ番組のBGMで流れたので、 知恵袋で質問した所、 即答で曲名&歌手名が判明し、 速攻でアマゾンに発注しました。
とにかく、めちゃめちゃ哀愁漂う歌で、 10代前半の少年が初めて聴いた瞬間に一発で聴き惚れた名曲です。
5曲目が、アレサ・フランクリンに由来することや、作曲者名の「Joyce」が、ルーマーの本名であることに言及していない日本盤ライナーノーツは、マイナスポイント。
それを除けば、これは素晴らしいシンガー・ソングライターの三十路を越えてのデビュー・アルバム。
複雑な出生を微塵も感じさせない無垢なる歌声はカレン・カーペンターを、エレガントな作曲能力はバート・バカラックやローラ・ニーロを想起させる。
筆者にとっての白眉は、日本盤ボーナス・トラックとして納められているバカラックのカバーである「アルフィー」。
歌い手としてのエゴを全て捨て去り、ひたすら楽曲そのものに奉仕するルーマーの歌声は、まるで、この曲を歌うために、生まれてきたかのようだ。
渡辺桂子は80年代前半を代表するアイドルの一人でしょう。結局B級に終わったものの、そして歌唱力もイマイチだったとは言え、思春期後期の少女の憧れ、背伸び、儚さ、切なさ、とまどい等々を歌いあげた名曲の数々を残してくれました。この2nd.アルバムは特にその傾向の顕著な曲が多く、10曲中8曲を手がけた売野雅勇・筒見京平の最強コンビは、彼女の危うげな魅力を存分に引き出していると言えましょう。他の2曲も、拓郎作曲の4th.シングル「グッバイ・ガール」、異色の味わいの「とまどいデート」共に胸キュンの出来で、「アイドルは雰囲気だ」を実感させてくれる名盤です。「密告」・「都会への伝言」は現在リリースされている他のCDには収録されていないので、是非入手されることをお勧めします。
私も大好きなアルバムのひとつ。 中でも好きなのが「愛よりも」。いつもいっしょに歌ってしまう。パンチが効いてて聴き応え十分。 内容とは裏腹にジャケットのみゆきさんがなんともかわいらしい。
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