Buddy Guy自身の事だけじゃなくStevie Ray VaughanやJimi HendrixやEric Claptonとの当時の事も語ってて自分的には辞書みたいな物ですね!それにしても知らなかった、Jimi Hendrixのパフォーマンスの半分以上はBuddy Guyの真似だったとは....しかも『誰の真似をしてるかは自分がよく分かってる、だから気にしないでくれよ』ってBuddy Guyに謝罪してたとは.....
観る前は、ストーンズのツアーを追いかけたドキュメンタリーだと思っていたら、マンハッタン・ビーコンシアターでのド迫力ライブを収めたものだった。その音と映像の素晴らしさは、筆舌に尽くしがたい。もともとM・スコセッシは編集の妙が冴える監督だが、ロックの伝説・ストーンズをこれ以上ないカッコ良さで魅せてくれた。ビーコンはブロードウェイ沿いにあるが、いわゆるミュージカルの劇場街からは離れており、セントラルパークに隣接したアップタウンにある。ラジオシティ・ミュージックホールや今は無きロキシーシアターで名を馳せたロキシー・ロサフェルが1929年に建てたこの劇場は、2800人ほどしか入れず、内装も1920年代の色合いが濃い(入ったことはないので、本作品を観てわかった)。ヴォードビル用に作られた劇場でカリスマがプレイするとは、晩年不幸だったロキシーも草葉の陰で喜んでいるのでは(笑)。正直自分はストーンズ世代より後なのだが、呼吸困難になりそうなほどのパフォーマンスには本当に魅了させられた。バディ・ガイやC・アギレラがゲスト出演したが、それらも霞んでしまうほどの迫力は一級品だ。スコセッシは敢えてこの狭い劇場を選んだのかもしれない。その方がカメラ位置などが固定しやすいからね。ミック・ジャガーはカメラが動き回ることを非常に嫌がっていたが、幕があけばそんなことは関係なく、全開で魅せた。キースのタバコをくわえながらのパフォーマンスも凄い。とにかく本作の購入を考えている方にはブルーレイをおススメします。星5つ。
ストーンズの映像の中でというより、すべてのライブ映像の中で最高の出来!!
始まりから最後まで目を離せない。
客席とステージの一体感が思わずライブ会場に来た気分に。
セットリストの内容もビガーバンツアーでは演奏してない曲が多く、
中でも(キースフアンとしては)13曲目のユーガットシルバーでのギターを持たないキースのソロと、14曲目のコネクション(キースがこの曲を歌ってる映像を見るのは初めてだ。ただ曲の途中でインタビュー映像が入ってフルコーラスで聴けなかったのだけが残念)
この2曲が聴けて見れたのだけでもすごい特典だ。
あと特典映像のアングル切り替えもミック、キース、ロン、チャーリの順で切り替えられて楽しめる。
歳をとるごとに上手くなるストーンズ、特にシー・ワズ・ホットは最高です。何よりも全員がコンビネーション良くいかにも楽しそうに歌い、演奏しています。後半にリサ・フィッシャーが声をあげて身体揺するシーンからの盛り上がりが凄い。ミックの動きも往年のリズム感を維持しています。計算されたアドリブかもしれないが、それを超えるものがあります。この1曲だけでも観る価値があります。
バディーガイの新録!前作は、個人的に煮え切らない部分もあったのですが、今回のアルバムは、SLIPPIN IN(94年作)を思い起こさせる出来栄えです。老いてますます、歌もギターも丸みが出てきた感じですね。若い頃のヒステリックな歌い方やスローブルースでの緊張感はないかもしれませんが、気持ちに余裕を持って聞くことが出来ます。BBKINGそしてBUDDY GUYまだまだやれます!お勧めの1枚です!
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