自信をもって人にすすめられるかと言われると少し回答に困る。
確かに桜庭氏の音楽には違いないが、「スターオーシャンシリーズの音楽?」と疑問符がつく。
前作の美しい音色がまだ頭に焼きついているので、それを期待して買ったが前作よりも出来は良くない。
同時期に発売された「バテンカイトス」と比較してもどこか劣っているという印象を受ける。
Vol.1、Vol.2を合わせると6000円以上することも評価を下げた理由の一つである。
Vol.1、Vol.2を1つにまとめて販売したほうが良かったが、分割商法はトライエースの得意とするところ。
今回も残念な結果と言わざるをえないが、もっとリーズナブルな値段で提供できないものか検討していただきたい。
今後のスターオーシャンシリーズではサントラはまとめて販売することを期待する。
トライエースの得意分野である、システム(特に戦闘)の発想力は右に出る会社は無いのではないかと感じられ、キャラクターに関しても高いレベルを維持している事がこの作品で分かる。しかし、スターオーシャン2やヴァルキリープロファイルで時折見られたシナリオの奥深さや感動は個人的には全く感じられなかった。 シナリオそのものに面白くしようという気持ちがないと思いましたが、シナリオのテンポにも問題があるのではないかと考えました。その原因は舞台の狭さ(行ける町や地域の少なさ)にあり、そのために話の展開が異常に早くなったり遅くなったりして、悪影響のためかVPやSO2で質が高かった文章表現力にも切れが無く、期待していた音楽にもどうかと思うものがあり残念に感じられた。 SO2とVPの攻略本のインタビューでは妥協をしない開発者の姿勢に高いプロ意識を感じましたが、SO3のインタビューではシナリオの反省点や意気込みは伝えずに満足したと思っているような開発者が多く、嫌な予感がしたところにシナリオを見直さずにディレクターズカットを出され、更に残念だと思いました。 得意なシステムなどにだけに力を入れ、興味のないシナリオは諦めるやり方はプロとして問題があると個人的に思うので、シナリオに不満を感じたユーザーが多いのなら前作を作っていた頃のトライエースに戻って欲しいと感じた作品でした。
目次 ギャラリー・・絵やCGが載っている
設定資料・・キャラクターの設定資料、設定画集 用語辞典・・SO3辞書、シリーズ用語大辞典 タウンガイド・・町や村の説明 ファンブック・・開発インタビュー、エターナルスフィア年代記、スターオシャングッズコレクション、謎の書物を追え!、コスプレギャラリーSO3キャラクター人気投票
コラム・・歴代シリーズ声優リスト、開発ノート
DVDはスターオシャンシリーズのキャラクターの説明や登場場面が見られる。ただSO3のCGが見れなかったのが残念(唯一あったのはマリアの登場シーン)
これはSO3だけではなく、その前の二作品のことも載っているので興味がある人は買ったほうがよい
戦闘以外のルールが皆無、いくつかの重要な説明がサイド バーに書いてあって分かりづらい……などの欠点はありますが、 肝である戦闘システムが元々のゲームの雰囲気を上手く再現 していると思われます。 へクス戦闘や前・後列とは違う位置概念、およそ『敵が避ける』 という行動のない一方的な攻撃行動など、却ってTRPGに慣れて いる人の方が戸惑いを覚えるかもしれませんが、分かってしまえば どうということもないはず。コンボのシステムが他にはない スピーディな爽快感を与えてくれます。 #実際かっちり決まると敵が哀れに見えてくるくらいに(^^; 有名RPGを題材にしているということもあり、『初心者をTRPGに 勧誘する』という目的で使うなら最適かもしれません。何しろ 世界観の説明をする代わりに、元のゲームをやっておいてもらう だけで『お約束』がある程度飲み込めるわけなので。 あなたがもしTRPGをプレイした経験がないのなら、ちょっぴり 読み解くのに苦労するかもしれませんが……きっとあなたと その友人にエキサイティングな時間を提供してくれるはずです。 (何度か戦闘を一人で遊んで、しっかりルールを覚えておく ことをお勧めしますが) 余談ですが、付属のカードは台紙からぶちぶち切り離さねば なりません。キャラクターシートがコピーしづらいのもある ので、(ルールブックを大破損しないよう気をつけつつ) 台紙の部分を丸々本から外した方が無難でしょう。 #なあ松本さん、もうルールブックとカード先に切り離して #使える状態にしておこうよ。CLAMP学園TRPGの時も #こうだったけどさ(笑)
オリジナルをそのまま流用している感じ。少々見づらい上にオリジナリティがない。ページ数の制限があったのかも知れないが、多少値上げしても、もう少し読者を楽しませる要素があってもいい。スターオーシャンは開発者の遊び心がかなり発揮されているのだから攻略本にもそのような試みがあってもいいと思う。ヴァルキリーならマジメな攻略本でいいんだろうけど。とはいえDC版に対応した攻略本はこれしかないので頼らざるをえないのだが。
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