私が小学生の頃の映画でしたが、ヤクザVSホテルというとてもインパクトのある作品だったと思います。 あの当時、手口を全てバラされてしまったため、伊丹監督が報復されるという事件がありましたが、つまりはそれだけ真に迫っていたということなのでしょう。
ヤクザに屈してはいけない。伊丹監督はこのメッセージを伝えたかったんだと思います。
奈良薬師寺西塔完成させてなお伽藍を作り上げようとした西岡常一棟梁の想いと弟子を取らないと言っていた棟梁が晩年弟子に道具のあり方使い方まで学ばせていた。もう少し技の伝承を続けて欲しかったと思いますが、この作品で心意気というか、これが技だというものを見せていただいた思いがします。
熱血運動部でも芸術系でもない「魚部」の存在がいいですね。
運動も勉強も不得意だが、不満をためているわけでもなく、
ただただ普通の中学二年生。という主人公も、過去の作品で
おなじみの「わけありの少年」よりも感情移入しやすい、
自分と似てるじゃん!とさらりと入っていける子ども達が多そう
です。
川をとおして色んな生き物との出会いだけでなく、世代を超えた
人たちとのつながりができていくのも、いいですね。
ここからスタートして、本当に魚部ができたりしたら面白いなあ。
一つ一つの楽曲は短く、とてもシンプルです。 発展性に欠け、日常にあふれている音楽に耳が慣れてしまっていたら、確かに物足りないと感じるかもしれません。 しかし、そういった概念を全部取り払って耳を傾けてみてください。 生まれてすぐ手術をし、一命をとりとめましたが、発達の遅れが目立ちました。幼児期は、言語によるコミュニケーションはほとんど無く、クラシックや鳥の声などに反応したという、大江光さん。そんな純粋な彼の音楽は、シンプルであるからこそ、この上無いほど直接的に心に語りかけてきてくれます。 心が疲れたときや傷ついたときに聴いていると、すうっと癒されます。 また、コレは主観的な感想ですが、子供のころを思い出しているような、懐かしい気持ちにさえなります
|