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進撃の半身浴ブンくんの黄金ルーム

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トリズム これほどまでに放送禁止用語を堂々とCDにしてしまった作品にこれまで出会った事がなく、圧倒された。

TVに出演しない(出来ない)ことから、今まで存在を知らなかったが、この面白さは「分かる人には分かる」という感じ。因みに私は大笑いであった。

ただ、やはり万人向けではないな…


レッド・ソングス ~ベスト・ソングス・コレクション  中学3年から高校1年にかけて聴いていた。言ってみればわかり易すぎるほどにわかり易すぎるストーンズタイプのバッドボーイズロック(笑)で、キヨシローにはあったフォーク的な含蓄も無いし、余りにもガキっぽいので、大学生になると自然と聴かなくなった。
 90年代に入り、バンドブームが突然終焉するとともに、時代の流れも明確に変わったような気もした。
 渋谷系とかネオアコとかマンチェスターの連中とかストーンズタイプに収まらない流れを意識しだしたことももちろん関係ある。
 化粧も恥ずかしいし、悪ぶるのももう沢山という時代がやってきた。
 こちらも音楽以外のジャンルも含めて他にも色々知識が増えて、趣味や価値観が多様化したというのもあるしね。
 40も近づいてきた今、例えばロイヤルストレートフラッシュロックンロールを大音量で聴いて恥ずかしくないかといえば恥ずかしいのは否めない。
 ただ、あるキッカケがあって聴き直したところ、案外に良くて懐かしかった。
 ロックの型の一つがここにあるとともに、あの頃確かに感じた若さのほとばしりのようなものを感じた。
 その後色々観念的なゴタクやら文学的知識やら大学で学んだ専門的知識やらで汚染される前のむき出しのロックのパワーってのは自分にとってストーンズや日本ではこのあたりのバンドにあることはこの年になると否定できないなあ、と。
 当時、来日したストーンズはリアルタイムでは全盛期が過ぎていたので、自分にとってはレッズやスライダーズやブルーハーツなど、80年代後半に活躍したこの辺りのバンドなのだなあと。
 今でも中高生向けのバンドであるという印象は拭えないし、最近の日本の音楽シーンは全く知らないが、これに相当するようなバンドないしグループは今でもあり、若い子たちは夢中なのだろう。
 しかし、ある種の懐かしさとともにレッドウォーリアーズは今も僕らの中に生きていて、もう忘れかけていた原点を形作っていることはこのベストセレクションで存分に確認できました。

 
 
 
 
 
 
 

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