これはクラシックを知らない方でも気軽に楽しめるようなCDだと思います。クラシックを知っている私からの感想は、なんといってもモーツァルトの曲が入っているのがいい!しかも一流の演奏家たちが演奏しているので各曲に入り込みやすい!お勧めです。
以下のような方には超おすすめ
1.ちょっとクラシックが好きな方、でも同じ作曲家を1時間聞いているとちょっと飽きてしまう人
2.車を運転しながら、家事をしながら、本を読みながらら、勉強しながら、仕事をしながらクラシックを聞く方
メリットとしては
1.広範囲にわたっている。まともにそろえようとすると数万円、もしくは数十万円かかってしまう曲揃え
2.いろいろな曲が入っているのでとにかく飽きない。
デメリットとしては
1.好きな曲が必ずしも入っていない(例えばラモー)←他のシリーズにあるのでしょうか?
音質に関していえば音質が悪いというより古いといったほうが正確ではないでしょうか
最高の音質のものをこの価格でこれだけかき集めるのは版権などの問題で不可能だと思います。
そもそも作曲家や演奏家からして見れば自分たちの作品がこれだけばらばらにされ、かき集められることに賛同するとはとても思えません。ある意味、このシリーズは作曲家や演奏家を侮辱しているとも言えます。
本当に聞き手優先の(あるいは売り手優先の)企画だと思います。
だから、聞き手にとっては超お買い得
キーシン、アルゲリッチ、プレトニョフ、アンスネス、レヴァイン、アックス…。 世界的なピアニスト、そしてバイオリニストが共演する「ヴェルビエ音楽祭」の一部始終がこのDVDに収められている。 8台のピアノをステージ上に並べ、「ワルキューレの騎行」「星条旗よ永遠慣れ」を演奏するのは圧巻。 その中でもチャイコフスキーコンクールで優勝した若手中国人ピアニスト「ラン・ラン」の紫色のチャイナ服がとても目立って、東洋の存在をアピールしていた。 キーシンとアルゲリッチの連弾は、息を飲んだ。 ベテランのアルゲリッチがキーシン坊やの横顔を睨みながら演奏するところなど。 キーシンの冷汗とアルゲリッチの鬼の形相が、演奏後、みごとビッグスマイルに変わるところは微笑ましい。 バイオリン&ビオラ&チェロの協奏での『ハッピバースデー変奏曲』は、涙もの。 どこか田中真紀子に似ているサラ・チャンはノリノリで、 この場をとことん盛り上げてくれたと思う。 個人活動の多いアーティストが、このように「もともと音楽はこう楽しむもの」と、自らがはじけている姿に嬉しくなった。
このDVDの良いところ。2つ。曲と奏者。
この曲がすばらしい名曲であること。
音楽通の人からは、「何を今更」と言われてしまいそうだが、私は今回この曲をはじめて聴きそれまでピアノ協奏曲はラフマニノフの3番が一番すごいと思っていたが、それに匹敵するオーケストラとピアノのスリリングな関係を目の当たりにした。しかもこの斬新な曲が19世紀にできているのがリストの尋常ではないところだ。
もちろんリストだからピアニスとのテクニックも超人でなくてはならない。
その奏者は、これまた尋常でないテクニックの持ち主のプレトニョフなのだが、このDVDの良いところは、凝ったカメラワークや編集は一切なく、ひたすらプレトニョフの手元を映し出しているところ。こんな難しい曲を顔色を変えずいとも簡単に弾いているように見える。指で軽く触れているだけで音が鳴っているように見える。(やたらとピアノを痛めつけるようにたたく人がいるけれど、超絶技巧のところでさえ、そういうのはまるでない)しかも指揮者としても超一流の彼だからオケとの間の取り合いが絶妙だ。決して自分の技巧に走らない曲を敬愛を持って奏でていると感じる。テクニックに自身がある人だとピアノが走りすぎるきらいがあるがオケとのスリリングで素敵な関係がそこにあった。この人は音楽のセンスはもちろんだが、耳がずば抜けてよいのだろうと感心する。
リストファンならず、ピアノ愛好家にはぜひお勧めの作品。
こんな超人的なプレトニョフだが、少々大きめの服になぜかYシャツの第2ボタンが外れているところが映像でちらちら見れてしまうのがこの人も人間なんだなあとちょっと母性本能をくすぐられる。
画像の乱れが何箇所かあったのが気なったのと、おまけ?の数曲が普通なのが少々残念。
ピアノの発表会用に購入しました。 全曲、楽譜と照らし合わせて聞きましたが、どの曲も楽譜に忠実で、わかりやすいものでした。
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