まず、アニメ見ちゃった人はとまどうでしょう。 キャラクタの正確に。 生き生きと動く主人公たちに。 セリフだけを読み進める方にはオススメしない。 これはアニメやマンガではなく、小説なのだから。
一巻の最後のほうから、たぶん気になってしょうがないと思われる、そして、怒涛の二巻。
こっちは感動。さて、秋山瑞人という作家は実は泣かせ技術が異常なほどにうまい。卑怯なほどにうまい。それが最高に発揮されたのは『猫の地球儀』なんでしょうけれど、こっちもすごい。
ただ、泣かせの技術っていうのは、小説でいうとあまり高い点をつけられない。平山瑞穂の『忘れないと誓った僕がいた』とか、大崎善生の『アジアンタム・ブルー』とか、いわゆる別れ系の作品はたしかに面白いんだけれど、安易すぎて、どうかと思う。泣かせるよりももっとべつの読後感を抱かせるほうがずっと難しい。
でも、秋山瑞人みたいに、ここまでやられると手放しで褒めたくなってしまう。それぐらいすごい。
ただひとつ残念なところ。エピローグが長すぎる。もうちょっと短くするか、あるいは、エピローグの後半はばっさり切ってしまっていい。惜しかった。
実はこの曲は最初は全然聞いたこともなく、『ほっちゃんの曲』とゆうだけで購入したものなんです。でも聴いてみると思っていた以上にいい曲でした!少し前のCDになるのですが、最初に聴いたとき間違いなく『ほっちゃんの曲』だ!と思いすぐに気に入りました。 「水たまりに映るセカイ」や「黒猫と月気球をめぐる冒険」などが好きな人は絶対お勧めです。 普通の店ではもう売ってないと思いますのでこの機会に聴いてみてください。
押井守監督や中田秀夫監督の作品の音楽で知られる、日本を代表する映像音楽作家、川井憲次。 その天才ぶりは、いまや日本だけにとどまらず、フランス映画や、韓国映画の音楽をも手掛けるほど。 「鉄コミュニケイション オリジナルサウンドトラック」は、川井憲次独特の音楽世界を見事に創り上げた作品で、曲数も38曲と多数収録し、シリアスな楽曲からコミカルな楽曲まで、実に多彩な音楽世界が表現されている。 このサントラで注目すべき点といえば、彼の担当するサントラとしては珍しく、オープニングテーマ(主題歌)とエンディングテーマ(終わりに流れる歌)の作曲をしているのと、しかもその2曲はいつもなら川井さん自らアレンジをするところを、他の作曲家がおこなっているではないか!これは、川井ファンには是非聴いていただきたいところ。 歌詞カードには、楽曲本編使用一覧が、4ページをそのまんま使った大スクロール画面で掲載されており、どの曲が何話で使用されたかチェック出来る様になっている。 個人的にお薦めの楽曲は、11曲目に収録されている「出会い」と15曲目の「ひとりぼっちのハルカ」で、どちらも、言わずと知れたギタリスト川井憲次自らアコースティックギターをにぎり、華麗なメロディを歌わせている。また川井の代表作「機動警察パトレイバー」を彷彿とさせる、「エピローグ~時空を越えて」(36曲目に収録)も聴き逃せない。 屈指のメロディーメーカーといわれ、アニメサントラ界の王道を行く川井憲次の魅力の秘密を知ることの出来る作品といってもよいでしょう。
何気に心温まる隠れた良い作品だと思います。
OP・ED曲も良かったし。
関係ないけど、堀江さんの熱狂的ファンには驚きますた・・・w
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