2005年にまさかのドラマ化が実現した「アストロ球団」のドラマのメイキング本なわけですが。
出演者やスタッフのインタビュー中心の構成でなかなか興味深い話が聞けたし、それはそれでいいんですけど、ドラマの中で重要なウェイトを占めた特殊撮影やCGのメイキングについても(コラムと言う形ではなく)もっとページを割いて紹介して欲しかった気がします。
という事で星4つにしましたけど、本の内容は文句なく面白いので、これは限りなく星5つに近い4つです。
伝説の名投手、沢村栄治の魂を宿した体にボールのアザを持つ9人の超人たちが、アストロ球団というチームを作って、メジャーリーグに挑戦すべく、立ち上がるというストーリーなのですが(まあ、南総里見八犬伝の野球バージョンでしょうか(笑)。)、最初は今時珍しいベタなシーンの連続に、家族で、「これはないよ!」と笑っていたのですが、段々と見ているうちに親子ではまってしまいました(笑)。
でも、それ以上に、やはり、男というのは、こういう「ありえねー」映像にも関わらず、「今どき無いよ!」的なベタな展開であっても、何だかこういうものには理屈抜きに反応してしまうものなんですね。
思わず、俺って、かなり単純・・・と思ってしまいました。
こんなの現実には・・・なんて考えていても、有り得ない!って思っていても、段々、口数が減ってくる・・・。
男って、どうにも単純因果な稼業だよな・・・と。
対戦する金田正一監督率いるロッテ(マリーンズではありません。オリオンズです!)の選手たちは、弘田、山崎、有藤、池辺、アルトマン、木樽、成田・・・往年の名選手ばかり。
この時代、金田監督の「九州人のコ**野郎!」発言などに端を発した一連の遺恨試合と呼ばれた太平洋クラブ・ライオンズVSロッテ・オリオンズを見ていた世代にとっては、平和台球場が大いに盛り上がった最後の時代のメンバーでもあり、余計に往事を思い出しました・・・。
初めてアストロ球団を全巻を読んだのは漫画図書館でした。大槻ケンジさんのエッセーが大好きで、そこにたびたび登場するばか野球漫画の金字塔とゆうふれこみに惹かれ読み始めました。初めはあまりのグレイトさ加減に腹がとれそうになるくらい笑ってしまい、シーンとした図書館で声を殺すのに必死でした。しかしいつの頃からか、回数を重ねて何回も読むうちに笑いを越え感動さえしている自分がいました。「男なら~男ならこそ~」この詩に大脳が勝手にメロディをつけ頭から離れません。「一試合完全燃焼」座右の銘にさせてもらいました。このアストロ球団メモリアルは、そんな同士達の貴重なトリビュートです。アストロを少しでもしってる人にはぜひオススメの本です。何十年時を経てもなお、なぜにこんなにも色あせないアストロの魅力満載です。~アストロ魂よ、永遠なれ!~
待ちに待ったハイスタのなんばさんの復帰CD、沖縄に住んでるって経験がこうさせたのかもしれないけど、メロコアではなく、フュージョン系?って思わせるような心地よいサウンド。それに、日本語で歌ってます(はじめてのチュウ以来?)ハイスタのイメージからは、ちょいと拍子抜けするけど、こっちも歳いったし、雰囲気には納得。生活のBGMにはいい感じです。ハイスタフリークはとりあえず買いのCDじゃないでしょうか?
待ちに待ったハイスタのなんばさんの復帰CD、沖縄に住んでるって経験がこうさせたのかもしれないけど、メロコアではなく、フュージョン系?って思わせるような心地よいサウンド。それに、日本語で歌ってます(はじめてのチュウ以来?)ハイスタのイメージからは、ちょいと拍子抜けするけど、こっちも歳いったし、雰囲気には納得。生活のBGMにはいい感じです。ハイスタフリークはとりあえず買いのCDじゃないでしょうか?
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